心向くまま徒然徘徊紀

思うままに思い、思うままに徘徊し追憶・追記を重ねていきたい。

自民党総裁選の結果と今後の政治動向 ①

2021-10-03 21:01:55 | 政治経済予測と政策の在り方&政策立案
自民党総裁選挙は
目の前のコロナ禍など国民の命と暮らしを守ることを
ほっぽり出して総裁選を実施しました。
その為、
マスコミはと言えば総裁選で一色となり、
まさに自民党はマスコミジャックを敢行したかのようでした。
どの新聞見てもまるで自民党の機関誌といえるような状態を
引き起こしました。
 
その結果は
 
全体を通していえることは、
国会議員は最右翼の高市氏票大半が岸田氏に流れ、
党員・党友・都道府県票の多くは河野氏に向いたようです。
 
ここでいえることは、
国会議員票と、国民の意思が反映しやすい地方党組織や党員・党友票との間に
乖離、及び「ねじれ現象」が起きていることです。
 
言い換えれば
利権に結びつきやすい国会議員は権力や金権政治に向かいやすく、
国民の支持に敏感な党員・党友は国民の目に反応しやすいことを示しています。
 
また、
岸田氏が当初決意していた改革の意向が
総裁の肩書きと引き換えに
自民党極右派の意向に覆い隠されてしまったようです。
 
これによって、
期待されていた自民党内の自浄作用は
ほとんど消え去ったようです。
 
逆に、
4野党共闘による日本政治清浄化の期待は
これまで以上に高まるだろう!と予測されます。
 
一回目は
国会議員数と党員・党友数共に同数で争われましたが、
一票差で岸田氏が一位でした。
内訳は
国会議員数は岸田氏が70票差で一位でしたが
党員・党友数では59票差で河野氏が一位でした。
 
決戦投票では
国会議員数で三位の高市氏の票がほとんど岸田氏に流れ、
岸田氏は249票、
河野氏は131票で
一回目の86票に45票しか上積みできませんでした。
ただ、
都道府県票47票の内
39票が河野氏に回り、圧倒的多数でした。
残り8票が岸田氏に行きました。
 
 
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