3月9日。
TVの地震予知を特集した番組に同級生がチョコッと取り上げられる!って知らせが飛び込んで来た。
おぉ、それは見逃してはならない!。
番組が始まるまでの間、これまでの彼をアレコレ思い起こしていた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
76年の中学卒業以来、彼の動向など全く耳にしていなかったのだが、その時は突然訪れた。
そう、95年に発生した阪神淡路大震災だ。
多くの犠牲者を出してしまった、この大惨事。
神戸のポートアイランドに住んでいた恩師と、その日の夕方近くに電話で連絡が取れ、家族全員が無事と知るまでは、仕事など全く手に着かない状態だったのを昨日の事のように憶えてる。
そして、この大震災の少し後に、「実は大地震は予知されていた!」と世間を驚かせたのが彼だった。
八ヶ岳の麓に私設の天文台を開設し、奥様と共に数多くの新星も発見し、その世界では名前も通っていた人物になっていた彼が、いつの頃からかFM電波を利用した地震予知の研究を始めていて、あの大地震が発生する前に異常を検出していたと言うのである。
結果的にはかなりの騒動にも発展し、相当叩かれていた印象がある。
この騒動を取り上げた週刊誌の記事は、今でも大切にスクラップしてある。
そんなこんなで、世間の集中砲火を浴びてしまった彼は天文台の公開も止めてしまったが、決して折れる事なく地震予知の研究を地道に続けていたのだ。
その彼が再び地震予知の特集でメディアからお呼びが掛かるなんて…。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
多少の不安を手に当日の放送をチェック。
出ました。
(写真提供:日野の地下酒場店主)
八ヶ岳南麓天文台台長・串田嘉男。
銀髪を束ねたその姿に昔の面影が確実に残っていた。
で、肝心な地震予知の話だが…
それは詳しく書かずにおこう。
世界にはあらゆる方法で研究をしている人が存在し、導き出したデータを元に予知を公開し的中させてるケースも僅かにあるが、中には予知する事で国民を恐怖に陥れた罪で犯罪者扱いされてしまったケースもあると番組は伝える。
中には「地震予知など絶対に無理だ!」と言い切ってる研究者もいる。
Robert Geller 氏(東大理学部教授・地震学の専門家)はTwitter(@rjgeller )にて「串田氏は20年前からずっとこんな事言ってる…」と名指しでケチョンケチョンに貶している。
しかしさ、そこで研究を止めてしまわないのが真の研究者ではないか!とも思うのだよ。
地震予知学会にしても、
八ケ岳の麓で研究を続けてる串田君は同級生の誇りでもある。
更なる努力を期待すると共に、暖かいエールを送りたいものだ。
……………
【追記】
3/12、山梨在住の同級生が串田の天文台を訪ねたそうだ。
彼の話だと、「来月、岩手辺りで大きな地震の発生を示すデータがある」と聞いてきたとの事。
さて、これをどう捉えるかだな。
TVの地震予知を特集した番組に同級生がチョコッと取り上げられる!って知らせが飛び込んで来た。
おぉ、それは見逃してはならない!。
番組が始まるまでの間、これまでの彼をアレコレ思い起こしていた。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
76年の中学卒業以来、彼の動向など全く耳にしていなかったのだが、その時は突然訪れた。
そう、95年に発生した阪神淡路大震災だ。
多くの犠牲者を出してしまった、この大惨事。
神戸のポートアイランドに住んでいた恩師と、その日の夕方近くに電話で連絡が取れ、家族全員が無事と知るまでは、仕事など全く手に着かない状態だったのを昨日の事のように憶えてる。
そして、この大震災の少し後に、「実は大地震は予知されていた!」と世間を驚かせたのが彼だった。
八ヶ岳の麓に私設の天文台を開設し、奥様と共に数多くの新星も発見し、その世界では名前も通っていた人物になっていた彼が、いつの頃からかFM電波を利用した地震予知の研究を始めていて、あの大地震が発生する前に異常を検出していたと言うのである。
結果的にはかなりの騒動にも発展し、相当叩かれていた印象がある。
この騒動を取り上げた週刊誌の記事は、今でも大切にスクラップしてある。
そんなこんなで、世間の集中砲火を浴びてしまった彼は天文台の公開も止めてしまったが、決して折れる事なく地震予知の研究を地道に続けていたのだ。
その彼が再び地震予知の特集でメディアからお呼びが掛かるなんて…。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
多少の不安を手に当日の放送をチェック。
出ました。
(写真提供:日野の地下酒場店主)
八ヶ岳南麓天文台台長・串田嘉男。
銀髪を束ねたその姿に昔の面影が確実に残っていた。
で、肝心な地震予知の話だが…
それは詳しく書かずにおこう。
世界にはあらゆる方法で研究をしている人が存在し、導き出したデータを元に予知を公開し的中させてるケースも僅かにあるが、中には予知する事で国民を恐怖に陥れた罪で犯罪者扱いされてしまったケースもあると番組は伝える。
中には「地震予知など絶対に無理だ!」と言い切ってる研究者もいる。
Robert Geller 氏(東大理学部教授・地震学の専門家)はTwitter(@rjgeller )にて「串田氏は20年前からずっとこんな事言ってる…」と名指しでケチョンケチョンに貶している。
しかしさ、そこで研究を止めてしまわないのが真の研究者ではないか!とも思うのだよ。
地震予知学会にしても、
東日本大震災3年 防災の使命 地震学誓い 敗北から再起「予知諦めない」(産経新聞)との決意だ。
八ケ岳の麓で研究を続けてる串田君は同級生の誇りでもある。
更なる努力を期待すると共に、暖かいエールを送りたいものだ。
……………
【追記】
3/12、山梨在住の同級生が串田の天文台を訪ねたそうだ。
彼の話だと、「来月、岩手辺りで大きな地震の発生を示すデータがある」と聞いてきたとの事。
さて、これをどう捉えるかだな。