さて、カーブルカーの清滝駅に着きました。
まずは…

駅前広場でこいつがお出迎え。
実際に観察出来ると良いのだけど…。
ケーブルカーに乗車。
14時台の発車だけど、流石に人気の山、そこそこの観光客が乗り込んだ。
線路脇の紅葉はもう終盤で、眼を見張ることもない。
到着した高尾山駅から少し歩き…

『十一丁目茶屋』。
夏の『高尾山ビアマウント』でのプチ同窓会以来だな。
左側に見えるの展望スペースのベンチに腰掛け、眼下に広がる景色を暫く眺めていた。

さて、集合30分前になったので高尾山駅へ戻らねば。
ここでは、名物の『天狗焼』も忘れずに。


焼きたてほかほか。
天狗の顔がユニーク。
中の餡には北海道産の黒豆がゴロゴロ。
甘さ控えめ、少し塩気も感じて美味いのです。
15:40、集合時間。
受付を済ませて、名札を貰う。
赤チームだって。
そして、リーダーを任せられたw。

簡単なミーティングの後、薬王院を目指して出発。
あっ、そうそう、今回のイベントには20人参加。
申込みは100人以上で、競争率は5倍だったとか。
幸運の女神がいたなw。
暫し歩き、薬王院下に到着。

ここが第1のムササビ観察ポイント。
真っ直ぐ伸びてる杉の木の右の木が枝分かれしている辺りにムロがあるらしい。
彼らは日没から30分位過ぎてから活動を始めるとか。
休憩をしつつ、観察態勢に入る。
日没から45分を過ぎた頃だっただろうか、なかなかムササビが現れないので、解説員の方が少し話をしようとこちらへ振り返る。
そうなると、目線は自然と解説員へ。
その直後だった。
「飛んだーーー」。
しっかり上を見ていた参加者から声が上がった。
かなり小さいシルエットだったらしいが、確かに闇の中を滑空したようだ。
あーぁ、見事に見逃したよ。
何てタイミングが悪いんだ…。
更に10分ほど粘ったが現れないので場所を移動。
高尾山に幾つかある宿坊の中の1つの軒に穴を開けて生息してるらしい。
ここでも20分ほど観察。
真上を見上げる首が痛い。
しかし、ここはじっと我慢なのだ。
結果から言うと、ここもダメ。
気配すらなかった。
メインで期待していたムササビが見られなかったのは実に残念だった。
その後、薬王院を経由して高尾山頂へ。
西の方向に富士山が白く薄っすら見えた。
天気の良さ、空気の澄み具合、そして何よりも満月の淡い光の恩恵だったのかな。
ビジターセンターの屋上で暖を取りながら暫し休憩。
そして、下山。
途中ではこんな夜景が臨めた。

いいねぇ。
カメラが良かったら更に綺麗なのに…。
急な下り坂の続く1号路をひたすらテクテク。
弱りつつある足腰だったが、転ぶこともなく無事に下山。
解散前にアンケート記入。
ムササビは見られなかったけど、夜の高尾山、良かったですよ。
最後にこんなお土産を頂いた。

…夜に高尾山を歩いたのは、若かりし頃に何年か続けてご来光を見に登って以来。
当時程の元気はもうないけれど、いやぁ、なかなか楽しかったですわ。