100冊
2019-07-11 | 読書
2019年の読書が7月10日で100冊に達したので簡単に記録。
その100冊目は…
『想い人〜あくじゃれ瓢六』
諸田玲子著
文藝春秋
¥1550
2018年9月刊
978-4-16-390901-1
★★★★☆
このシリーズは何冊か読んでいるはずなのに、これまでの話がどんな内容だったか?、瓢六ってどんな男だったか?、がまるで思い出せないままに頁をめくり始めた。
あー、そうだ!、身籠っていた女房のお袖が何年か前の江戸の大火で行方不明になってて、すっかり生きる気力を失ってた瓢六だったのだ。しかし、身の回りでは次々と厄介ごとや事件が起き、仲間である奉行所同心の篠崎や長屋の連中と共に解決していくストーリーだった。
今回もアレコレと騒動が巻き起こるのだが、それと並行して遠く丹後国でお袖らしき女が幼き男の子と暮らしているという噂も耳に届く。果たして、本当に自分の女房だった女なのだろうか?。幼き男の子は自分の息子なのだろうか?。それを確かめに丹後国まで出掛けた瓢六だった…。
野暮になるから結末まで書くまい。けど、本の表紙に大きなヒントがあるよね。
さて、101冊目は何を読むかな?。