あれは先月だったか、Twitter仲間が興味深い投稿をしていた。
何でも、花の名前をAIが教えてくれるアプリがあるのだと。
ふむふむ、その名は『ハナノナ』。
開発したのは千葉工大のステアラボ(人工知能・ソフトウェア技術研究センター)ってとこらしい。
自分も散歩の途中で気になる花を見つけると写真を撮っているが、中には全く名前の判らぬ花もある。
これまでは『EVERGREEN』に写真を送付し、その道のベテランさんに教えてもらっていたのだが、この『ハナノナ』を使うと、瞬時に判るってんだから便利この上ないじゃないか。
で、早速インストールして使ってみた。
テストの1回目は御近所さんの庭先にある鉢植えなのだが、(普段は余り興味のない)園芸品種だけに名前はチンプンカンプンの花。
AIの能力を試すにはぴったりじゃないか。
で、早速アプリを起動し、iPhoneを花に近づけた。
すると…
おぉ、何ということでしょう。
「これは100%の確率でロベリアです」と自信満々に表示されるじゃないですか。
「本当かいな?」
疑い深い主人は、Google先生に問うてみる。
すると、おぉ、『ロベリア』で検索すると同じ花の写真がザクザク出て来る。
「おー、これは間違いない、なかなか優秀なアプリじゃないか!」と喜んだ訳だ。
ところが…
同じ花であってもこのように違う名前を提示したり…
大雑把に『……科』って言われてもねぇw。
これは自信なさげに『79%』だもの。
まぁ、この控えめな所もそれはそれで可愛げがあるw。
その場でアプリが使えない場合はウェブ版の『ハナノナ』を使う手もある。
このような写真を撮ったとする。
サイトを開き、写真の選択画面が出るので該当写真を選んで送信すると…
こうして教えてくれる。
この場合もまったく同じ写真は出てこなかったので、候補にある名前で再度検索する訳だ。
(結果は『マツバギク』でした)
この写真は隣町の公園のTwitterから拾った『ムラサキシキブ』の花の画像だが、『ムラサキシキブ』にこんな花が咲くとは全く知らなかった(あの紫の小さな実を見て満足していた)ので、これもウェブ版で確認してみた。
回答はこの通り。
確かに『ムラサキシキブ』の花だったのだ。
まぁ、あれだ。
大切なのはこのアプリ/ウェブ版の回答を鵜呑みにするのでなく、必ず自分でGoogle先生などを使って再確認することだね。
笑っちゃうのは、Instagramなどに間違ったままの名前をタグにして堂々と載せて悦に浸ってる人達がいるってこと。
これは宜しくない。
誰かに指摘されたら恥ずかしいでしょうにw。
反面教師にしないとね。
アプリは今のところiPhone対応だけかも知れないけど、充分遊べるので興味のある方は試したら如何でしょう?。