なつかしいなぁ~、そんな思いで撮らせていただきました。
昨日行った銀行さんでカウンターに飾られてありました♪

明日からまた猛暑がぶり返すとか・・・
夏休みもそろそろ終わりになる今ごろ暑くなるなんて・・・
子供たちは雨が多くて学校のプールへあまり行かれなかったのでは?
母さん、僕のあの帽子・・・・
こんな台詞が浮かんで来るような麦わら帽子ですが
西条八十の「ぼくの帽子」と言う詩だそうです。
写真の麦わら帽子にはもっとかわいい詩があったらいいのですが。
ぼくの帽子 西条八十
母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。
けれど、とうとう駄目だった、
なにしろ深い谷で、それに草が
背たけぐらい伸びていたんですもの。
母さん、ほんとにあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍らに咲いていた車百合の花は
もうとうに枯れちゃったでせうね、そして、
秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。
母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
あの谷間に、静かに雪がつもっているでせう、
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いた
Y.S という頭文字を
埋めるように、静かに、寂しく。
こちらは帽子は買ったもの。
飾り結びをしてみました。

昨日行った銀行さんでカウンターに飾られてありました♪

明日からまた猛暑がぶり返すとか・・・
夏休みもそろそろ終わりになる今ごろ暑くなるなんて・・・
子供たちは雨が多くて学校のプールへあまり行かれなかったのでは?
母さん、僕のあの帽子・・・・
こんな台詞が浮かんで来るような麦わら帽子ですが
西条八十の「ぼくの帽子」と言う詩だそうです。
写真の麦わら帽子にはもっとかわいい詩があったらいいのですが。
ぼくの帽子 西条八十
母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。
けれど、とうとう駄目だった、
なにしろ深い谷で、それに草が
背たけぐらい伸びていたんですもの。
母さん、ほんとにあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍らに咲いていた車百合の花は
もうとうに枯れちゃったでせうね、そして、
秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。
母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
あの谷間に、静かに雪がつもっているでせう、
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いた
Y.S という頭文字を
埋めるように、静かに、寂しく。
こちらは帽子は買ったもの。
飾り結びをしてみました。
