昨日は手合でした。
十段戦の予選で孔令文七段と対局しました。
局後にたくさん検討をしたので、その中の膨大な図から、ちょこっと紹介します。
私の黒番。
1図 黒1と打った場面。白は下辺を切断すれば攻め合いになります。
2図 実戦 黒9までとなり、なんとなく黒がいけてそう・・・たぶん・・・そこで
3図 2図の白8ではこちらから2子を取った方が良いという話になりました。黒6がしぶとく難解。
4図 紆余曲折の末、2図の白2では白1から切った方が良いという話になりました。
手数が長いですが、白9、13とシボル手筋があります。
黒の手数は12手。難解ですが、白23と脱出して少し白が勝ちそう。
5図 4図黒2では、黒1から7までを先手で決めたほうが良いという結論になりました。
これまた難解な攻め合い。
どの変化も難解というお話でした。
159手完 黒中押し勝ち 残り黒15分46秒 白1時間49分