みなさんこんにちは。
最近の対局振り返り第3弾。
3月31日木曜日、本因坊戦の予選で山田拓自八段と対局しました。
私の白番。
1図 黒1とコスミツケられましたが、スピード重視で白2、4と決めました。
貴重な先手をどこに打ちますか?
2図 実戦進行1 白1とよくあるシマリを選びましたが、黒2とツケられて悩みました。
3図 白3と打つのが第一感でしたが、隅で生きられると少し甘そう。
4図 実戦進行2 多少不本意でしたが隅から押さえて黒10までとなりました。
どちらかと言えば黒を持ちたい進行です。白5では6と押したほうが良かったかもしれません。
そもそもさかのぼって
5図 2図白1では、このように大きく構えた方が、黒の打ち方が難しかったようです。
中盤以降は紆余曲折ありましたが、4図のなんとなく黒リードを覆すことは出来ず5目半負け。
日本棋院5階、和室での対局だったので検討も普段より多くしましたが
(大広間一斉対局だと、隣の対局があるため、検討はあっさり終わる)
山田八段曰く
「中盤以降は、珍しく両者よく打ってる」
とのことです。
245手完 黒5目半勝ち 残り黒2分 白1分