今日から棋聖戦第6局が始まりました。
張栩棋聖3勝、高尾挑戦者2勝。いつものようにハイスピードの一日目になるのでしょうか。
それとも角番なので、少しゆっくりした進行になるのでしょうか
幽玄の間の解説は、林漢傑七段です。
そういえば、前に漢傑君と打った碁から問題を出したのを思い出した。
おもむろに答えを書いてみる。
問題図(再掲)
答え1図 詰碁的正解 「劫」
2図 なぜこれが詰碁的正解かというと、劫材で黒7白8を交換すると隅の黒が生きているからです。
3図 実戦進行「劫」準正解? 実はケイマでも劫になる。
4図 しかしこの劫は、黒が劫に負けると、白Aで隅の黒に死にが残る。
5図 しかし実戦は黒が劫に勝った。するとK-19に黒石が来てるので、これが一番得である。
つまり劫材の数を読みきって、劫に勝つ予定なら3図のケイマが最善という事です。
この碁は1手20秒の早碁で読みきってたわけではないですが、
5図の形になったのは指運が良かったですね。
☆☆☆☆☆
明日は手合いです。武宮陽光五段と対局します。
どんな碁が生まれるのでしょうか。
でも結構普通に戻ったりして、なんだか面白ろいですね。
武宮五段は、武宮九段とは棋風が違うのでしょうか?武宮九段のように打てる人はなかなかいないような気がしますが、大高目は、どちらかというと武宮九段に近い発想かも。
今度コンピューターとの対局も予定されているようで、楽しみにしてます。
頑張ってください。