なんと グーグルのトップに
本因坊秀策大先生が登場!
よく見ると、碁石でGoogleと書かれており、真ん中のgが、いわゆる「秀策のコスミ」を打ってる絵で表されています。
1図 これが、秀策流といわれる布石で、黒7のコスミが秀策先生自慢のコスミです。「囲碁がいくら進歩してもこの手は永久に不滅」と言ったとか!
御城碁19連勝という前代未聞の記録を達成した伝説の棋士、本因坊秀策
なぜ今日Googleのトップにと思われた方も多いと思いますが、
なんと今日6月6日は、185回目の誕生日だそうです。これは古碁マニアの私も知らなかった
さてそんなメモリアルな今年、2014年7月12、13日に行われる
本因坊秀策杯に初めて参加させていただくことになりました
案内の通知が来てから、気持ちを高めるために久しぶりに秀策全集を紐解いていたところ、
今日のこのGoogleを目にし、なにか碁縁を感じております。
子供の頃から古碁や呉清源先生の碁が好きでよく並べていましたが、
近年はコミも増えて、益々激化する現代碁を中心に調べていまして、コミなし碁は意識して並べていませんでした。
しかし、秀策杯をきっかけに、一週間ほど前から、秀策先生の碁や呉清源先生の碁を並べかえしてみると
これが面白くてやめられないとまらない。
秀策先生は今年185歳。
呉清源先生はつい先日、100歳を迎えられ、今尚、碁の研究を続けられているとのことで
これは尊敬の念の他に言葉がありません。
そして、近年始まった女流秀策杯に優勝したのが藤沢里菜二段。
秀策大先生が185歳、呉清源先生が100歳、藤沢二段が15歳。
等間隔だという事に先ほど気付いて、黒船を見たかもしれない伝説の棋士、本因坊秀策が
急に身近に感じられました。
ヒカルの碁では、消えてしまった藤原佐為
乗り移ってくれないかな・・・
呉清源先生が15歳の時に秀策は100歳なのでもしかしたら対局が実現したかもしれないくらいの歳の差なんですね。
そう考えると秀策の時代って思ったより昔ではないのかもしれないと少し思いました。秀策が雁金先生や野沢竹朝先生と打っている碁を見てみたかったものです。
想いを巡らせるのも楽しいですよね