今日は8月6日、広島の原爆の日。
実はそこで第3期本因坊戦第二局が打たれていたことをご存知でしょうか?
本因坊昭宇vs岩本薫七段。
子供の頃詰碁が好きで、橋本宇太郎先生の「風と刻」をよく解いていましたが、
その欄外のコラムも興味深く、欠かさず読んでいました。
そして原爆下での対局の描写が出てきたときはとても驚きました。
急遽、市内から郊外に対局場所を移動したというくだりには、何か運命のようなものを感じずにはいられません。
また岩本先生は海外普及に尽力され、シアトルの囲碁センターにはこの原爆下の対局が描かれています。
世界中の人が笑顔で囲碁を打てるように、ささやかながら出来ることをしていきたいなと思った朝でした。
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