原発震災避難者交流室「ひばり」(三条市総合福祉センター内)
昔は すべて宗教の問題であったことが
今は ほとんどすべて独立した分野において果たされており
それらの分野を引き去ると
今 宗教としての名のもとに
どうしても為さねばならぬことは 何もなくなっている
・・・ というのが現状ではないでしょうか。
わずかに今の人たちに宗教心として残されてあるのは
われわれ日々の生活において
とにかく
できるだけ不運不幸は避け
幸運幸福でありたいという
個人的 利己的願いとなっているのではないでしょうか。
それかあらぬか
東日本大震災以降 ・・・ 被災の不安をいいことに
新興宗教と称されるものが
密やかに跋扈(ばっこ)しはじめている ・・・ とききました。
この宗教を信ずれば どんなご利益が手に入るか という
人の功利心を掻き立てるものばかりであり
ことに 普通人にはない「超能力」とか
あるいは
「近いうち世の終わりがやってくるが
この宗教を信ずるものだけが生き残る」というような ・・・
あざとい利己的宗教だけが跋扈するのです。