2010,11.17 東ブータンにて
心が健康で人生が楽しければ 人は陽気にならないわけにはゆきません。
生活がおもしろくなかったら 心は陰気になります。
いわゆる「ふさぐ」ことになるわけです。
これを逆にいえば <気>を陽にすれば 人生は楽しくなり
これを陰にしたら 人生は暗い場所になる ・・・ ということです。
このへんに自己改造 心のスイッチを切りかえる方法の
カギ カナメがあるように思います。
では <気>とは何か?
ばくぜんとした ひじょうに内容の広い言葉ですが
心身両面をふくめた<生命力>というような意味に解したら
だいたい当たっているのではないでしょうか?
「気が晴れて」いれば 人生は楽しい。
「気が滅入って」いるのが ノイローゼ。
与えられた潜在生命力をフルに発動させている人が 「気が強い」人。
それを出しきれないでいるのが 「気が弱い人」。
その気にブレーキがかかっていれば
気力 気迫 気骨 また生気 元気 活気 勇気 根気 覇気 などに欠け
そのために人生の虚無感に苦しみ つねに「気が重い」ということになります。
「人生 要するに気の一字」 そういういい方さえできるかもしれません。
人間とは つまりはイノチ(生命)以外のなにものでもないのですからね。