
2010.11.19 東ブータンにて
一日一度も顔を洗わない。
・・・ そういう人は珍しいですよね。
道元さんが中国に修行行って以来
洗面と楊枝(ようじ)ということが
・・・ 社会習慣になってしまいました。
そして 毎日一回は 鏡でわが顔を眺めます。
・・・ そんな習慣を文明人は身につけてしまいました。
しかし
毎日一回 三里のツボをもんでみる
・・・ という人にはめったにお目にかかりません。
「三里って何」 ・・・ と問う人もいます。
たいていは「そんな非科学的な」
・・・ という顔で笑います。
足の裏には
湧泉(ゆうせん)という大事なところがあって
・・・ と述べても
いっときの冗談のように ・・・ 受け取られます。
顔を鏡に映すことはあっても
足の指をしげしげと眺めることは少ない。
水虫かウオノメでもできないかぎり ・・・
足は 社会的意識の闇の中に沈んでいます ・・・ 。