2010.11. 東ブータンにて
他の人の健康法を批判するつもりはありませんが ・・・
しかし、雑誌、テレビに紹介された健康法をチェックしてみますと、すべてとは言いませんが、ひいき目に見ても効果があるとはいえないものがあります。
それどころか、逆に身体を悪くしそうなものさえ紹介されています。
考えなければいけないのは、陰陽のバランスを無視した健康法が多いことです。
例えば、酢に漬けた大豆を食べることが流行(はや)ったことがあります。
酢大豆だけを見ると、確かに、それなりに身体にいいものをもっています。
しかし、陰陽で判断すると、酢大豆は強い陰に分類されます。
ですから、肉食が多い人にはいいのです。でも、ご飯と野菜、味噌汁を基本としている人には、ますます身体を陰へ引っ張ることになります。
良かれと思って実行した健康法が、逆に体調を悪くしていることが少なくありません。
数ある健康雑誌のなかには、日本人の体格がよくなったのは肉食のおかげだから、どんどん食べようという特集と、肉は身体に悪いので和食を中心にしようなどの記事を同じ号に掲載しているものさえあります。
健康雑誌も、テレビの健康法も、あくまで参考程度に読んで、視ていただきたい ・・・ と思います。
「良いといわれているものは、何でもやっています」 ・・・ という方々が、一番危ないですね。
それから、雑誌は販売部数、テレビは視聴率が一番大切 ・・・ ということを忘れないでくださいな。
そして
とくに流行りものには ・・・ ご用心! ご用心!!