Colors of Breath

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すみれ、スミレ、菫のこと

2009-05-04 02:01:26 | 20.日記&独り言とか


 



つい先日まで咲いていた
うちのプランターのすみれです。
 





昨年、ツマグロヒョウモン(蝶)の幼虫の食草として、
近所の道端や空き地から根っこごと採取してプランターに植えた
2~3株ほどのすみれが、いくつかの花を付け、やがて実を付け、
その実が弾けて思いの外沢山の種を落としたようです。



アスファルト道路脇のすみれ

 

最初はこんな状態のすみれを2株ほど採って来て植えました。

そして1年後…
こんなにわんさか増えました。

寒さが遠退き、いざ春を迎えてみたら、あたかも侵略者の如く、
びっしりとプランターが占領されているではありませんか。



 

左の白い棒の付近は
勝手に生えて来たパプリカですが、
奥の左端は同じくすみれです。

そして、そのプランター右側の
ブルーベリーの土にも侵略。


 

そしてこれが種子。
正に今弾け跳ぼうとしています。
(ざっと数えて30個以上)

 


もう一枚おまけ。
今から弾けそうな種と
弾けた後の殻と
右下に種の房が見えます。

 




この状態だと今年はツマグロヒョウモンがたくさん訪れそうです。

(ツマグロヒョウモンとは豹柄模様の蝶ですが、幼虫は赤と黒のケバイ毛虫、
サナギはまるで武者鎧。羽化する時に出る体液が血の様に赤い。(驚)
興味のある人はクリックでどうぞ。→ツマグロヒョウモン観察記録


遅くなりましたが本題はそのことではなくて

このすみれが山菜として食べられるかどうかなわけで。
だって見るからにほうれん草の如く野菜っぽいですよね。
以下、手持ちの『山菜ガイドブック(著者:山口昭彦、発行者:永岡修一)』から。


スミレサイシン(スミレ科)
別名:トロロスミレ
分布:本州中部以北~北海道

スミレは、地上に茎のあるものと、地中に茎のあるものとに大きく分けられる。
地中に茎のあるスミレ類でも、地面すれすれに太い茎が横たわっている
スミレサイシンは古くから山菜として食べられている。

〔食べ方〕
雪解けすぐに延びてくる葉だけを摘んでおひたしにする。
地元の人は茎(根といっている)をたたいてとろろにして食べている。
味付けはだし汁か塩味。

但しこのスミレサイシンはプランターの品種と異なります。
写真はこちらのサイト→スミレサイシン


『ウィキペディア(Wikipedia)』
 の筆頭にあったのは
プランターのすみれ写真と同種のものでした。

そこには山菜として、
葉は天ぷらにしたり、茹でておひたしや和え物になり、
花の部分は酢の物や椀ダネにする
とありました。

(ただし他のスミレ科植物、例えばパンジーニオイスミレなど有毒。)



ひとまず、食べても大丈夫だという事がわかったね。

おひたしとかいけそうだよなあ。
柔らかいところを調理してみようかなあ。

 

 

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