美しい雲が広がる空
無意識に呼吸を忘れて
その一瞬に釘付けになる
季節の隙間に滑り込む
限られた時間が心地好くて…
長い夏が未だ時折り振り返り
私は怖気付いた秋を宥めるように
冷たい空気に肌をさらして
つい朝を急かす
波のように流れていく…
ようやく動きだした秋…
私も連れて行ってねって
その手を握り締めるように
何だか懐かしくて切なくて…
まだ会ったばかりだと言うのに
秋は忙しそうに
木枯らしに似た風を呼ぶから
何だか寂しくて切なくて…
白く儚げな雲が瞳に沁みる
落ちそうなほど
澄んだ空が心に沁みる
今年の夏はあまりに暑く長く…
これほど秋を恋しく思った年はないかな
ふとそんなことを思った
あなたの心にichiiの心が響いたら、
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