午前4時、外の物音で目覚め、
(既にその前から30分間ほど怪しい物音がしていた)、
恐る恐る表に出て見ると、
みごとアライグマ捕獲~!
何だか神妙な顔に見えますね。
「しゅん、僕はどうしてこんな目に遭ってるんですか…」
って言う顔?
仕方ないね。
気の毒なのでせめてもの空腹しのぎに猫餌とバナナカステラをやりました。
アライグマ君、檻の中からそこいらじゅうの物に手を伸ばしたのか、
カモフラージュに置いた家の鉢植えがツイタテの段ボール(右のヤツ)ごと、
ひっくり返って散乱状態
でも相変わらず暴れているのか、
結局4時前から物音が止まない…。
寝るに寝れない…笑
そして夜が明けて朝になり…辺りは明るくなり…
暗い中で写真を撮った時は気付きませんでしたが、
檻の中が凄いことになっていますね。
横付け(写真奥)のプランターのエンドウのツルがベッドになっています。笑
新しい芽が生えて来てたので、まあそろそろ引き抜こうとは思ってましたが。
夜行性のアライグマ、明るくなってきたら落ち着かない。
ちょっと気が立ってきているようだったので、
周りを段ボールで囲ってあげました。
すると、ほら
一晩中暴れたから、疲れたようです。
本当は眠いんだね。見てると可愛いよ~~~。
この子、本当に「ウ~!」とか「ファ~!」とか威嚇をすることもなくて、
薩摩揚げをやった時も、おそるおそるそ~っと食べるの。
とてもいい子でした。
無事に動物園で飼って貰える様になったらいいなあ。
見た目に毛の模様などの目印でもあれば、
動物園で「あー!あの時の子だ!」って分るかもしれないけど、
それはこの短期間のコミュニケーションじゃ無理ですね。
このあとアライグマ君は保健所に引き取られて行く事になっています。
そちらの方の話によれば、彼は動物園へ送られ、
血液検査や諸々の検査の後、その後の運命が決まるそうです。
よい余生であるよう、願うばかりです。
これまでの中からいくつかキュートな画像をアップ。
近い!ドアップ~~~!
薩摩揚げを差し出すと、そ~っと咥えて持って行ききました。
アライグマ君の手には、薩摩揚げ~~~!
何だか嬉しそうにニッコリしているみたい。
立ち姿かわいいですね~
臆病な所とか目とか、銀ちゃんに似ている
皆さん、本日までアライグマ捕り物帳に長々とお付合い頂き
本当に有り難うございました。
一応これで近所の野良猫ちゃんたちにも私たち人間にも、
いつもの平穏な日々が戻ります。
一件落着、メデタシ、メデタシです。