筍どっさり~
昨日筍をどっさり頂きました。
子どもの頃は雪もしっかり降る寒い地方で育ちましたが、
こういう太い筍(孟宗竹や真竹)を食べる習慣がなかったと思います。
北国とかの寒いところの人に聞いた事はありません。
(このことに心当たりがある方は、お気軽にコメントを下さい。)
もしかしたら家だけで、よその人は食べていたかも知れません。
あの頃、筍と言えば姫竹や根曲がり竹のような小さくて細いやつで、
孟宗竹のような大型のものは竹やぶが目的であり、
食べる為ではなかったようです。
祖父が言うには、地震が来たら逃げる為に確保してあるのだと、
「地震が来たら、真っ先にあの竹やぶに入りなさい。」
と、幼い頃からこんこんと諭されました。
考えてみると北国の春は短く、北国遺伝子の筍というのは、
地面から顔を出す準備をしたら後は天を目指して一気に大人の竹になる。
食べることができるような軟らかい状態と言うのは、
きっと束の間なのかも知れません。
私が大型の筍を食べたのは今の場所に来てからで、
よく食べるようになったのはごく最近の話です。
こうしてその時季に色々な人から頂き、
季節の味覚として味わうようになってから、
時々筍掘りの夢を見るほど大好きになりました。
ですから写真のようにざっと数えて10本以上あろうが、
掘りたてを味わえるのは今しかないと思うと、
もう毎日筍だろうが嬉しくて嬉しくて…。
先ほどまで灰汁抜きに奮闘していました。
糠がないので、先にお米を研いでその研ぎ汁を使って、
二つの鍋に根元の硬いところと穂先を分けて時間差攻撃です。
辛いもの好きなんでタカノツメ(唐辛子)は常にあるのだ。
クツクツクツクツ…30分~40分は煮たなあ、煮過ぎかなあ。
まあ、硬いよりいいよね。
今、鍋で寝かしてますが、今晩は先ず穂先で筍三昧です。
楽しみ~~~(*^。^*)v