《赤さびクラブ 復活・BSダイヤモンドDC-15》
2011年2月末、岐阜の某所にてDC-15の残骸?を発見!あまりのひどさに見て見ぬ振り・・・しかし、家に帰ってから気になり始め、ひょっとしたら凄い自転車かもと。
翌日に再訪・・・やはりひどい状態でしたが、パーツがなかなか魅力的・・・杉野プロダイクランク、ユーレー・アルビーのリヤ変速機、藤田の板ベース革サドルは開ききっていましたが・・・これは何とかしないと!
とりあえず、ビフォアー・アフターをご覧ください。
(見るも無残な横顔)
何かの縁でもあったのでしょうか、車で通り過ぎたとき、気になる自転車が放置されているのに気がつきました。横目でチラッと・・・ドロップハンドルであることは分かりましたが、それが往年のキャンピング車であるとは・・・後日、再び訪れて近くで見てみると、なかなかの自転車のようです。装着されたパーツは上級グレードばかり・・・
(みごとにバラバラ!?)
さっそく自宅に持ち帰り、分解作業に・・・一番気にしていたのがシートポストの固着・・・運よく、すっと抜けたときは一安心。全体に錆びは多いものの、まったくの雨ざらしではなかったようです。これなら何とかなりそう・・・
(ここまで蘇りました)
ハブ、ボトムブラケット、ヘッド部分・・・全てをバラし、パーツの見直しをします。再利用が不可能なものは同年代のパーツに交換。基本的にはワイヤーブラシによる錆び落とし、ピカールによる磨き、モノによってはフエルトによるバフ磨きも・・・とても充実した時間が過ごせました。再メッキの必要なパーツは黒錆びチェンジャーで対応・・・
(錆びきったアルビー)
フランス製ユーレーの変速機も錆び付いています。チェーンも同様・・・無理やりチェーン切りで外しました。
(それなりに復活)
アルビーは全てがボルト留めのため、完全に分解掃除ができるそうです。根性?が無かったので、ワイヤーブラシで掃除後、錆びチェンジャーで処理。
(くすんだプロダイ・クランク)
鉄の錆びほどではありませんが、アルミのクランクも腐食して見苦しい状態に・・・はじめてのバフ掛けにチャレンジしました。電動ドリルにバフ掛け用フエルトを付け、青棒、白棒にて磨きます。見る見る間にアルミの光沢が・・・
(バフを掛けたクランク)
ギヤ板もバラバラにし、磨きをします。杉野プロダイナミック・・・通称、プロダイと呼ばれ、今でも人気のクランクだそうです。
(錆びついたブレーキ)
吉貝・ダイヤコンペのベーシックなカンチレバーブレーキが付いていました。上級車にはマファックが着いていたそうです。ネジ類、本体とも腐食がひどいため、学生時代に乗っていたランドナーより移植しました。もちろん、バフも掛けて・・・
(蘇ったダイヤコンペ)
腐食に強いアルミですので、磨けば輝きが戻ります。ただし、すぐに曇ってしまうため、たびたび研磨剤入りのワックスで磨く必要があります。
(泥除けの変形)
木の枝でも巻き込んだのでしょうか、醜く変形しています。ある程度は手で修正しましたが、これ以上無理をすると折れてしまいそう・・・再度、修正の必要があるようです。
ある方のサイトより転載
『ブリジストン・ダイヤモンド DC-15 キャンピング』
製造年(西暦):1973年
製造年(和暦):昭和48年
型式:DC-15
価格:78000円
カラー:ボルドー
プレーム:クロモリダブルバテット 545(21 1/2)×26
ラグ:ラグレス
エンド:鋳造ロードエンド ※ユーコー鍛造製、ユーレー製では無い
メッキ:剣先メッキ フォーククラウン2段肩部分メッキ
バー:日東 軽合グランドランドナー132
ステム:日東
ベル:右側 赤
ドロヨケ:軽合金泥除 巻ステイ
サドル:FUJITA 17型革サドル 軽合板ベース
シートピラー・シートポスト:-
リム:アラヤ 26×1 1/2 (650B)
タイヤ:ナショナル 26×11/2 (650B) アメサイドナイロン
スポーク:-
ハブ:スズエ 軽合ラージハブ ウイングナット
Fディレイラー:サンツアー・スパート バンド締め
Rディレイラー:ユーレーアルビー
Wレバー:ユーレー バンド締め
フリーホイール:サンツアー 15*17*19*21*24T
ギヤクランク:スギノプロダイナミック (コッタレス)48*45*33T
チェーン: -
ハンガー幅:73ミリ
ペダル:クイル型 三ヶ島 ユニークロード
クリップストラップ: -
ブレーキ:吉貝 ダイヤコンペ カンティ
ブレーキレバー:吉貝 ダイヤコンペ
キャリア: 前後大型パイプ外枠付
電装:ダイナモランプ2灯式 左側
重量:15㎏(バック込 19㎏)
2011年2月末、岐阜の某所にてDC-15の残骸?を発見!あまりのひどさに見て見ぬ振り・・・しかし、家に帰ってから気になり始め、ひょっとしたら凄い自転車かもと。
翌日に再訪・・・やはりひどい状態でしたが、パーツがなかなか魅力的・・・杉野プロダイクランク、ユーレー・アルビーのリヤ変速機、藤田の板ベース革サドルは開ききっていましたが・・・これは何とかしないと!
とりあえず、ビフォアー・アフターをご覧ください。
(見るも無残な横顔)
何かの縁でもあったのでしょうか、車で通り過ぎたとき、気になる自転車が放置されているのに気がつきました。横目でチラッと・・・ドロップハンドルであることは分かりましたが、それが往年のキャンピング車であるとは・・・後日、再び訪れて近くで見てみると、なかなかの自転車のようです。装着されたパーツは上級グレードばかり・・・
(みごとにバラバラ!?)
さっそく自宅に持ち帰り、分解作業に・・・一番気にしていたのがシートポストの固着・・・運よく、すっと抜けたときは一安心。全体に錆びは多いものの、まったくの雨ざらしではなかったようです。これなら何とかなりそう・・・
(ここまで蘇りました)
ハブ、ボトムブラケット、ヘッド部分・・・全てをバラし、パーツの見直しをします。再利用が不可能なものは同年代のパーツに交換。基本的にはワイヤーブラシによる錆び落とし、ピカールによる磨き、モノによってはフエルトによるバフ磨きも・・・とても充実した時間が過ごせました。再メッキの必要なパーツは黒錆びチェンジャーで対応・・・
(錆びきったアルビー)
フランス製ユーレーの変速機も錆び付いています。チェーンも同様・・・無理やりチェーン切りで外しました。
(それなりに復活)
アルビーは全てがボルト留めのため、完全に分解掃除ができるそうです。根性?が無かったので、ワイヤーブラシで掃除後、錆びチェンジャーで処理。
(くすんだプロダイ・クランク)
鉄の錆びほどではありませんが、アルミのクランクも腐食して見苦しい状態に・・・はじめてのバフ掛けにチャレンジしました。電動ドリルにバフ掛け用フエルトを付け、青棒、白棒にて磨きます。見る見る間にアルミの光沢が・・・
(バフを掛けたクランク)
ギヤ板もバラバラにし、磨きをします。杉野プロダイナミック・・・通称、プロダイと呼ばれ、今でも人気のクランクだそうです。
(錆びついたブレーキ)
吉貝・ダイヤコンペのベーシックなカンチレバーブレーキが付いていました。上級車にはマファックが着いていたそうです。ネジ類、本体とも腐食がひどいため、学生時代に乗っていたランドナーより移植しました。もちろん、バフも掛けて・・・
(蘇ったダイヤコンペ)
腐食に強いアルミですので、磨けば輝きが戻ります。ただし、すぐに曇ってしまうため、たびたび研磨剤入りのワックスで磨く必要があります。
(泥除けの変形)
木の枝でも巻き込んだのでしょうか、醜く変形しています。ある程度は手で修正しましたが、これ以上無理をすると折れてしまいそう・・・再度、修正の必要があるようです。
ある方のサイトより転載
『ブリジストン・ダイヤモンド DC-15 キャンピング』
製造年(西暦):1973年
製造年(和暦):昭和48年
型式:DC-15
価格:78000円
カラー:ボルドー
プレーム:クロモリダブルバテット 545(21 1/2)×26
ラグ:ラグレス
エンド:鋳造ロードエンド ※ユーコー鍛造製、ユーレー製では無い
メッキ:剣先メッキ フォーククラウン2段肩部分メッキ
バー:日東 軽合グランドランドナー132
ステム:日東
ベル:右側 赤
ドロヨケ:軽合金泥除 巻ステイ
サドル:FUJITA 17型革サドル 軽合板ベース
シートピラー・シートポスト:-
リム:アラヤ 26×1 1/2 (650B)
タイヤ:ナショナル 26×11/2 (650B) アメサイドナイロン
スポーク:-
ハブ:スズエ 軽合ラージハブ ウイングナット
Fディレイラー:サンツアー・スパート バンド締め
Rディレイラー:ユーレーアルビー
Wレバー:ユーレー バンド締め
フリーホイール:サンツアー 15*17*19*21*24T
ギヤクランク:スギノプロダイナミック (コッタレス)48*45*33T
チェーン: -
ハンガー幅:73ミリ
ペダル:クイル型 三ヶ島 ユニークロード
クリップストラップ: -
ブレーキ:吉貝 ダイヤコンペ カンティ
ブレーキレバー:吉貝 ダイヤコンペ
キャリア: 前後大型パイプ外枠付
電装:ダイナモランプ2灯式 左側
重量:15㎏(バック込 19㎏)
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