多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

紀伊長島駅~一石峠~三浦峠~始神峠~相賀駅 熊野古道伊勢路ウォーク(4日目)

2021年05月15日 | ウォーク 熊野古道伊勢路、伊勢街道
4月26日(月)午前8時30分、紀伊長島駅出発。チェンソーアートのある駅前の抜けて長島橋を渡る。
   

小さな町中を抜けていく。長島歩道トンネルは1978年建造。全長573m!!海沿いに出ると、造船所のそばを通る。
 

一石・平方峠方面へ。お地蔵さんがひっそりと。
 

土道に入る。そんなに長い登りはなく一石峠(標高73m)に到着。海の景色が開ける。
   

一石峠からまた海沿いに下る。
 

佐甫道道標を過ぎると、古里歩道トンネル(レンガ造り、登録有形文化財)。現在も歩行者用の道路として活用されている。
 

海沿いの土道を進む。今日は天気も最高に良く、海の景色は抜群。
 

若宮神社のそばの赤い橋を渡る。


海のすぐそばの堤防沿いを歩く。
 

次の峠は三浦峠(標高113m)。そんなにきつい峠ではない。
   

また下って海沿いに出る。始神さくら公園の東屋で休憩。トイレもあったので助かった。ここから始神峠に入る。
  

始神峠(標高147m)は今日歩く峠の中では一番きつい。景勝の峠として知られ、紀伊の松島と呼ばれる見事な景色。
  

始神峠から下る。距離は長いが、緩やかな明治道を進む。赤みの濃いツツジの花。
 

大曲の又谷(手洗い場)から宮谷池へと長い下り。
 

集落に下りたところにトイレがあった。鯉のぼりが泳いでいます。
 

水が全然ない大舟川を渡る。
 

船津駅を過ぎ八重垣神社にお参り。トイレに行きたくなったがなかなか見つからず、海山郷土資料館も今日は休館日、結局ファミリーマートに助けていただきました。16:00JR相賀駅到着。電車は1時間~2時間に1本しかない、しばらく電車を待ってJR紀伊長島駅まで戻りました。
  

本日の歩行距離は約27㎞。一石峠、三浦峠、始神峠と3つの小さい峠を越えた。そんなにきつくなく距離は稼げる。帰りに土山サービスエリアのまんぷく食堂で「まんぷく名古屋めし」をいただき、帰途につきました。次回は最大の難所、馬越峠、八鬼山峠越えになります。
 
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阿曽駅~ツヅラト峠~紀伊長島駅 熊野古道伊勢路ウォーク(3日目)

2021年05月15日 | ウォーク 熊野古道伊勢路、伊勢街道
4月25日(日)熊野古道伊勢路へ。JR紀伊長島駅からJR阿曽駅へ。午前7時30分阿曽駅出発。
 

大内山川沿いの近畿自然歩道を進みます。
 

岩船公園には東屋とトイレがある。ツツジと藤の花が満開。
   

JRの線路と併走する。電車がたまに通る。花の寺として知られる大蓮寺。
 

紀勢自動車道の高架をくぐり、川沿いの土手を進む。
 

國昌寺には六地蔵などの石仏や石碑などがある。
 

一里塚をすぎると土道に入る、日陰で涼しい。土道を過ぎると大内山動物園のかわいらしい看板。
   

中組常夜灯を過ぎ、牛乳瓶におすわりしている牛!!大内山牛乳の看板。
 

大内山大師堂を過ぎて梅ヶ谷の信号を右手に入る。ツヅラト峠への看板がある。
 

定坂小公園の東屋で休憩。トイレもある。ツヅラト峠への坂道に入っていく。
   

山路をしばらく登る。ツヅラト峠には東屋があり、景色も抜群。今日の昼食は行動食で、簡単に済ませる。食堂などは全く見当たらなかった。
   

ツヅラト峠からの下りは石畳の道が残る。登りよりも下りの方が長かった。
 

沢を渡ったところで休憩。モミジの新緑がとてもきれい。
 

志子川沿いの道を進む。墓地のそばには立派なイチョウの木がある。
 

紀伊長島駅へ向かって市街地を進む。久しぶりにたくさんのお店がある。16:00紀伊長島駅到着。
  

車で道の駅「紀伊長島マンボウ」へ。名物、マンボウの串焼きと大内山コーヒーをおいしくいただきました。
 

片上池が美しいとても落ちついた感じの広々とした道の駅です。
 

本日の歩行距離は約26㎞くらいでしょうか。難所はツヅラト峠のみでした。
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栃原駅~馬鹿曲がり~三瀬谷~三瀬坂峠~阿曽駅 熊野古道伊勢路ウォーク(2日目)

2020年01月26日 | ウォーク 熊野古道伊勢路、伊勢街道
1月13日(月)まず阿曽駅に車を停めて、電車で栃原駅まで戻ります。7:30、日が昇ってきた、今日は昨日と違って天気が良さそう。元気よく栃原駅出発。線路を渡り、しばらくは線路沿いに進む。
  

車道から脇道へ、馬鹿曲がりに入る。谷間伝いに大曲がりを余儀なくされたことから、馬鹿曲がりと呼ばれる。
 

まずは大水の時は通れない、トンネルを渡る。トンネルを過ぎると階段があり、すぐに土道の登りになる。
 

一旦下って国道42号の高架下をくぐり、また登り返す。ばかまがりばしは崩れる寸前で、渡れないので迂回する。
 

アスファルトの道に出ると周りは茶畑。すぐに神瀬の多種神祠がある、4つの神様が大切に祀られている。
 

もう一度土道に入り、今度は竹林の中を進む。神瀬橋は眼鏡橋とも呼ばれ、明治40年築造のレンガ作り。
  

神瀬の郷は、茶畑がきれいに広がっていました。
 

川添駅でトイレを借りた。なかなかトイレは見つからないので、見つけたら必ず行くようにしている。


国道42号に合流し、しばらくはトラックがブンブン通る中を歩く。歩道はしっかり整備されているので安心だけど、やっぱり怖くて落ち着かない。弁慶が一休みしたという弁慶岩と、すぐそばに道中安全祈願地蔵。
  

やっと国道42号を離れ、JRの高架下をくぐる。
 

定峠は女鬼峠の次の2番目の峠、高低差は少ない、茶屋などがあった場所。熊野古道伊勢路ののぼりがたくさん立っています。慶雲寺は慶長10年、三瀬左京祐が建立。
  

11:30道の駅「奥伊勢おおだい」で早めの昼食。鉄板焼きの焼きそば定食、がっつり食べて元気が出た。
   

舟木橋を渡ると、宮川沿いに戻る。地図上は進んでるんだけど戻ってる、何だかくやしくて変な感じ。
 

紀勢自動車道の下をくぐると、、間もなく三瀬坂峠への分岐がある。坂道を見てゾッとする、ふくらはぎつりそう…。
 

林道から山道へ、ひたすら杉林の中を進む。峠に近づくほど登りがきつくなる。


登りだして30分ほどで三瀬坂峠到着。標高は265m、これまでの峠の中では一番きつかった。峠にはお地蔵さんが祀られている。
 

三瀬坂峠からは一気に下り、三瀬坂池に出る。さらに下り、国道42号に合流したところ、会社お庭にアリのモニュメントがあった。鉄製で、とてもうまくできている。
 

道の駅「奥伊勢木つつき館」へ立ち寄り、大内山バニラソフトを食べた。とてもおいしいソフトクリーム。
 

大紀町役場、立派な造りの大宮小学校、大宮中学校の前を通って、国道の下をくぐり、阿曽の集落を目指す。


石灰華は湯の花で炭酸カルシウムの沈殿物。直径25m、高さは4mもある。
 

ケヤキの古木がある、阿曽観音堂。疲れた足を引きずる、直線の道は長く感じる、あともう少し。
 

15:00、JR阿曽駅到着。もう足が筋肉痛でパンパン。三瀬坂峠を越えた後、ホッとしてしまったのか、疲れたのか、とにかく長かったー。
 

本日の歩行距離は約24㎞。馬鹿曲がりと三瀬坂峠のアップダウンがなかなかきつかった。帰りに旧阿曽小学校を活用した「阿曽湯の里」で温泉に入って、新名神土山サービスエリアで近江ちゃんぽんを食べて帰途につきました。


伊勢路がいよいよスタート、中山道と平行して、年に1回は歩きたいものです。伊勢は冬場でも雪がないので、歩けるのがありがたい。ただ今回の伊勢路ではすれ違う人は皆無、三瀬坂峠を越える親子連れと一緒になっただけです。峠など山の中もあるので、熊鈴は必要かもしれません。
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伊勢神宮内宮~伊勢神宮外宮~田丸~女鬼峠~栃原駅 熊野古道伊勢路ウォーク(1日目)

2020年01月26日 | ウォーク 熊野古道伊勢路、伊勢街道
1月12日(日)熊野古道伊勢路へ出発。JR紀勢本線「栃原駅」に車をとめて、JR参宮線「伊勢駅」へ。早朝の伊勢駅はとても静かです。伊勢と言えば赤福、看板がとても目につく。伊勢駅からバスで伊勢神宮内宮へ。
   

7:30伊勢神宮内宮を出発。朝早いけど、おはらい町通りはたくさんの人で、すでに開いている店も多い。
 

猿田彦神社の前を通り、緩い登り坂を登る。途中公園などが整備されている。
  


伊勢古市参宮街道資料館はまだあいていなかったので、看板のみ撮影。このあたりは少し高台で、朝熊山を一望できるらしいけど、どれが朝熊山か分からなかった。
  

1時間くらい歩くと伊勢神宮外宮に到着。外宮の中を通り抜けた。
 

筋向橋は伊勢街道、伊勢本街道、熊野街道の合流点。現在は石の欄干が残っている。
 

約1㎞にわたって桜並木が続く、かつては船で渡ったという、大きな川、宮川を渡る。
 

市街地を抜けると、道の両側に田んぼが広がる。東屋のある公園で小休止。雨がぱらぱらと降ってきて、カッパを着る。
 

玉城町に入り、街道から少し離れて、田丸城跡に立ち寄った。野面積みの石垣が残っている。
 

県道13号に入りひたすら歩く。食事をできるところがなかなかなく、13:00やっと見つけた尾崎屋食堂。店内は煙でモクモク、でも炭火の焼き肉(ホルモン、鶏、豚)とキムチをごはんにのせて~、めちゃめちゃおいしかった。他に食堂ようなところは見つからなかったので、本当にありがたかった。
 

江戸時代中期に建てられたという道標。街道の分岐にたっていたようです。
 

永昌寺を過ぎてしばらく行くと、民家のそばに道標が立っており、いよいよ細い道に入っていく。
 

女鬼峠の案内板に沿ってはじめは林道、途中から登山道を登って行く。
 

岩に轍跡がしっかり残っている。荷車を押して、ここを登るのは大変だっただろうな~。
 

女鬼峠は標高120m。岩を掘削して開いた切り通しの峠。峠では展望はないけど、少し登れば展望所もある。
 

峠から降り始めるととすぐに、名号碑と如意輪観音像がある。
 

山を抜けて里に下りるとアスファルトの道に戻る。茶畑が広がる静かな山里。
 

高さ150㎝もある地蔵、明治時代の寺子屋跡などがある。寺子屋跡は傷みがはげしかった。
 

畑の広がるのどかな田舎を進む。距離が長く、足が重い。新田の信号まで来たら街道を離れ、大台町栃原駅へ向かう。
  

16:00栃原駅到着。栃原駅は、トイレや広い駐車場もあり助かった。
  

本日の宿は車を少し走らせて、松坂市中央町にあるフレックスホテルへ。夕食はホテル近くの北海道らぁめん「伝丸」でビールにぎょうざ、めちゃくちゃ辛いラーメンをいただき、元気復活。
  

本日の歩行距離は約27㎞。心配だった雨もそんなに降らず、初日にしてはなかなかよく歩いた、熊野古道伊勢路いよいよスタート。明日に備えて9時就寝zzz…。
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