多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

山の辺の道 中部(天理駅~帯解駅)

2016年05月26日 | ウォーク 山の辺の道
5月24日 山の部の道中部コースへ(天理市の中では北部コース)8:00天理駅出発。商店街を抜け
すっごく大きい天理教教会本部を左手に見て、起点の石上神宮を目指します。


石上神宮の前をまっすぐ進み、山の方へ進みます。境内を抜けると気持ちのいいあぜ道!
  

布留川を渡ると豊日神社。しばらくは天理教施設の裏側を抜けていきます。見渡しても本当に天理教の施設が多い。
 

いったん幹線道路の天理環状線に出て、左に入るとハナショウブの栽培地がありました。カラスノエンドウなど
花もきれいに咲いています。このカラスノエンドウは品種が違うのか兵庫のよりでっかいぞ!
 

竹藪を抜けるとウワナリ塚古墳。今はブドウ畑のハウスになっています。古墳が今や果樹園かあー。大将軍鏡池を
過ぎ名阪国道の高架下をくぐる。
 

大きな池は白川ダム、今日も日差しが強い、傘をさして釣りをしている人も、山々と美しい湖面が気持ちいい。
  

今回ナンバーワンおもしろ看板。コウモリが飛んでる空に猫が「ビヨーン」、とび出し注意!!


競技場の広い道を下り、集落への細い道へ、階段を登ると弘仁寺で開基は弘法大師。静かなお寺にはハスの花が
一輪咲いていました。
 

弘仁寺から下り、集落の中を抜けていくと時計台があります。ここを右に曲がると正暦寺ですが、今日は左に曲
がり円照寺方面を目指します。このあたりは車がブンブン走っていますので気をつけましょう!
 

栗の木(桜の木?)のところを右に曲がり、畑の間を抜けて竜王池へ。小さな古墳(大川池塚古墳)が浮かんでいます。


竜王池から円照寺方面へ赤い鳥居をくぐり山道を進むとお堂とお地蔵さんがありました。円照寺は非公開なので中
には入れません。円照寺から少し下ったところに山の辺の道(北部)への山道が続いています。
 

今回はここで終了し山の辺の道北部は次回。円照寺からは2キロくらい、JR帯解駅を目指します。13:00に
到着しました。のどかな帯解駅から天理駅に戻りました。


今回は約13キロ、休憩を含め約5時間の行程でした。南部に比べれば車道を歩くところが多いですが、あぜ道
や竹藪の中の道など思った以上に楽しめます。特に白川ダムや弘仁寺は◎。
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山の辺の道 南部(天理駅~桜井駅)

2016年05月25日 | ウォーク 山の辺の道
5月23日(月)山の辺の道へ。今回は南部、奈良県天理市から桜井市までを歩きます。日本最古の道とされ、
大和平野を見下ろす、山すそにある道です。10:30JR天理駅スタート。天理本通りの商店街を抜け、まずは
石上神社(いそのかみじんぐう)を目指します。天理駅からは約2キロ、30分くらいで石上神社到着。
  

境内には鶏がたくさんいます。山の辺の道の看板もしっかり整備されていました。
 

本日のコースは約15キロくらいでしょうか。案内板をたよりに進みます。道の途中にちょっと気持ち悪いかかし!
 

道沿いには芭蕉や柿本人麻呂の歌碑などもたくさんあります。道は歩くにはちょうどいい広さ。石畳やあぜ道も
あり自転車には少し狭くて、危険な感じ。神社などは自転車が入れないところもあるので歩く方がいいと思います。
 

まずは内山永久寺跡、かつては「西の日光」と言われ、五十あまりの堂塔を有し栄えたとか。今は本堂池のみが
残っていて、看板と堂塔図があります。
 

茅葺きの神社は夜都伎神社。別名春日神社と呼ばれ、奈良の春日神社と同じ四神を祀っています。


山の辺の道沿いにはところどころに自動販売機や野菜や果物の無人販売所があります。無人販売所で手作りおかき
を買って、景色の良い休みどころで休憩。田んぼの向こうに、大和平野の町並みが広がります。
 

西山塚古墳、衾田陵(西殿塚古墳)など古墳もたくさんある。
 

13:30長岳寺到着。空海の開基と言われ銅像も建っている。花寺でツツジの季節は見事だと思います。
  

池のある庭園や深緑のもみじも見事です。「ゴーン」と鐘つきもできました。
 

長岳寺名物のそうめんをいただく。今日は30℃越えの真夏日。冷たくておいしい。このあたりは三輪そうめんの
ふるさと。一度は絶対食べておかないと!!


長岳寺を跡に崇神天皇陵へ。堀と古墳の森の雰囲気がいい。
 

桧原神社では鳥居の向こうにかすかに二上山を望むことができる。
  

15:00大神神社(おおみわじんじゃ)到着。背後の三輪山をご神体とする日本で最も古いと言われる神社。


大神神社で行程を終えるならJR三輪駅がすぐそばにある。でもここはがんばって次の桜井駅を目指す。
聖徳太子創建と伝わる平等寺。庭の猫も暑そう…。
  

平安時代の建立と伝えられる金屋の石仏、海柘榴市(つばいち)を過ぎ、大和川を渡るとあと少し。
 

市街に出ると暑さがこたえる。16:30桜井駅到着。JRで天理駅に戻りました。


今回のコースは約15キロ、休憩もあわせて約6時間の行程。JRの駅から山の辺の道(石上神宮など)までは
いずれも2キロくらいあるので、バスなどを利用すればもう少し楽に歩けるかも。あとは桜井駅から天理駅まで
の電車は30分に一本くらいしか出てないので調べておく方がいいと思います。古代のロマン漂うどこか懐かし
い古道はまた行ってみたいと思える。ただし暑い時期はしんどい、次はもう少し涼しい時に行きたいと思います。
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