多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

北岳から間の岳 7月 (大樺沢~八本歯のコル~北岳山荘~間の岳~北岳~白根御池小屋)

2014年07月27日 | 登山(百名山)
7月20日 今年はまだ梅雨が明けない。おじさんずの2人と南アルプス北岳をテント泊で目指し
ます。6:00伊那の戸台口から南アルプス林道をバスで50分、北沢峠へ。北沢峠はクリンソウ
が見頃でした。オシャレなランプの宿もあります。
 

ここから広河原へ行くバスに乗り継ぎます。北沢峠から約25分、1日4便しかでてませんが、
関西方面からだとこのルートが一番利用しやすいと思います。広河原の吊り橋を渡ると広河原山荘
があり、ここが登山口になっています。8:30登山開始。
 

樹林帯を20分くらい登ると白根御池小屋への分岐があり、ここは左俣コースへ。大樺沢(おお
かんばさわ)の雪渓を登っていきます。まだ雪がかなり残っており、急登。軽アイゼンは滑りや
すく、思った以上に足に負担がかかり、つりそうに・・・。ここは6本以上のアイゼンがあった
方が安全です。アイゼンのない人が滑り落ちてました。途中で止まるとは思いますが、ケガがな
いといいけど・・・。


大樺沢は落石にも注意が必要です。八本歯のコルへは左の雪渓を登っていきます。
雪渓が終わると木製はしごの連続です。空気もだんだん薄くなってきて、息が切れます。


八本歯のコルに出ると稜線歩きですが、まだまだきつい登りが続きます。
今日は北岳山頂へは行かず、トラバース道を通って北岳山荘を目指します。相変わらず木はしご
が続きますが、しっかりした道でお花畑が見事でした。白い花はハクサンシャクナゲ。
  

山荘近くになって雨が本格的に降ってきた。雨のやみ間にテントを張って夕食。今日は手巻き
寿司をいただきました。山で手巻き寿司ははじめてでしたー。高山病が少し出たか・・・頭痛が。
頭痛薬を飲んで、午後7時就寝。

翌日7月21日、午前4時起こしてもらう。お天気は良さそうー、間の岳を目指しながら日の出
撮影スポットを探します。最高の日の出が楽しめました。
 

日が昇ってすぐ、北岳のコルを雲が流れて越えていく、不思議な風景が見られました。
 

間の岳、北岳方面。3000㍍をずっと越えてる稜線、雲上を歩いているみたいで気持ちいい。
  

雲海に富士山も浮かんでいます。6:00間の岳頂上着。
 

稜線沿いはお花畑が見頃でした。ハクサンイチゲ、ヨツバシオガマ、イワカガミ、イワベンケイ。
    

北岳山荘に戻って、テントをたたみ、北岳を目指します。小雨が降ったりやんだり、カッパをきたり
脱いだり・・・。北岳へは1時間半の登り、11:00やっと山頂に到着。ガスで景色は見えなくて
残念。でもやっと、やっと来ましたー、3,193㍍!
  

30分くらい下ると肩の小屋があります。ここで昼食、ラーメンの塩分が身にしみわたるー。
 

肩の小屋から少し下るとシナノキンバイのお花畑が広がります。稜線よりも花が大きくて見応え十分。
 

ナナカマドも白い花を咲かせていました。他にミヤマハナシノブなど。
長い長い草すべりを下ります。午後になり気温があがり、下りなのに汗だく。
 

15:00 白根御池小屋到着。きつい下りでしたー、熱中症気味で今度は頭が痛い・・・。
テントをはってしばらく休憩。夕食のころには少し元気になってきた。
 

翌日、7月22日、今日は最後の下り。白根御池小屋から2時間で、広河原に到着。
振り返ると青空の中に北岳が!今日梅雨が明けたそうです。
 

午前9時のバスで北沢峠へ、峠からはバスを乗り継ぎ戸台口へ戻ります。バスの中から鋸岳も
見えました。


10:30 戸台口着。温泉で汗を流して、帰りは中央道駒ヶ根サービスエリアのレストランで
ソースカツ丼をいただきます。お肉が分厚くて、ジューシー、味も濃くて食べ応え十分。


10年以上ぶりの北岳と間の岳。やっぱり思ってた以上にハードでしたー。また何年かしたら
来たいなー。いくらしんどくても来て良かったと思える山でした。

コメント (2)
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白馬ジャンプ競技場と白馬ハイランドホテル

2014年07月14日 | 旅行
6月25日、白馬ハイランドホテルに宿泊。このホテル朝夕バイキングでしたがとっても
おしかった。しかも植え込みの草刈りが・・・この技術なかなか難しいと思います(笑)
 

ホテルの庭は花盛り。のんびり散歩するもよし。温泉もなかなかいい温泉でした。
ホテルの中にはたくさんの写真や小ネタがあり楽しめました。星空観察会もあるそうです!
 

こんな感じで昼寝したいー。八方尾根方面も見渡せますが、残念ながら雲の中。
 

ホテルを後に、白馬ジャンプ競技場へ。まずは滑り降りてくる場所へ。
ここではゼッケンをつけて、スキー板持って写真撮影もできますよー。
  

白馬村のキャラクター。きもかわいい微妙なキャラですが愛嬌ありますねー。
名前長すぎだし・・・。「村男Ⅲ世」でいいと思うけど(笑)


リフトに乗って、展望台へ上がります。ひょえー何という高度感・・・。私は
スタート地点までは結局行けず・・・。何しろ下がすかすかの鉄の階段ですから。
 

今日は選手がたくさん来られて練習されてます。高所を克服できれば!スタート地点
より上まで登れます。スタート地点の気分を味わえることでしょう!!
  

しかも北野建設、メグミルクの皆さんが白馬合宿に来られてましたー。監督の?原田さんも
選手の皆さんに指導されてましたー。(写真はオリンピックの時の)


オリンピックに出られてた伊藤大貴さん、竹内択さんも分かりましたよー。


もちろん写真をお願いすることはできなかったので、こっそり撮ってみた。
竹内択さんのジャンプ姿と後姿。こっそり応援してますので、練習がんばって下さい。
 

朝から2時間以上、競技場で楽しみました。午後からは山は雷雨。さあ気をつけて帰ろう。
また山登りにきます。さようならー。
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雨飾山 6月の花

2014年07月02日 | 登山(百名山)
6月24日 雨飾山へ 小谷温泉上の雨飾高原キャンプ場から午前8時30分出発


しばらくは平たんな道を歩く。湿原には水芭蕉?花はもう終わりに近かったけど、少し残ってました。


湿原が終わると小鳥が登場。さえずりを聞きながら、高度をかせいでいきます。


登山道沿いには。いろんな花が咲いていて楽しませてくれます。
 

11/6合目あたりから、雪渓があらわれてくる。頂上方面が見えたけどまだまだ先だな・・・。
 

最後の雪渓を渡った後の、急な登りがいちばんきつい。11/9くらいまで登れば稜線はもう少し。
○合目の看板がしっかりついてるので安心です。なぜか10等分じゃないけど(笑)


シラネアオイ、大輪の花が見事に出迎えてくれました。


稜線付近は色とりどりのお花が見ごろでした。タンポポが咲いていたのにはびっくり!
        

頂上へ向かう尾根道とお花畑。
 

頂上直下、まだ分厚い雪渓が残っています。付近にはかたくりの花が咲いていました。


12:00頂上着。雨飾山1963m!雷が心配でしたが、今のところ大丈夫そうです。雲があちこちから湧いています。
 

頂上はいい天気です、風もなく暑いくらいです。昼食のため30分くらい休憩時間をとって、下山。
途中から妙高山方面も見えてきました。雪渓でアイゼンは必要なし、でも石がごろごろ落ちてきてるので落石には注意。
 

湿原まで下りてくるとガスにつつまれました。もののけが出てきそうな神秘的な森。


15:00下山 キャンプ場前の休憩小屋でコーヒータイム。今日は温泉が楽しみだー。
 
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