9月28日(土)週末の天気予報はあまり良くない、今日も午後から雨予報、今回は日帰りで行ける焼岳へ。アカンダナ駐車場を午前6時ごろ出発のバスに乗り上高地へ。テント泊の荷物を、預かり所に預けて、上高地6:40出発。
梓川左岸を下って、田代橋を渡る。天気が良ければ穂高岳が見えるはずだけど、どんより雲に覆われている。
西穂高岳への登山口を過ぎて、しばらく林道沿いに進むと焼岳登山口。荷物を下ろして休憩していると、タイツの上から蚊に3ヵ所も刺された。タイツは蚊やアブに刺されやすいのが難点だな~。早々に出発する。
しばらくは樹林帯を緩やかに登っていく。ウォーミングアップにはちょうどいい。
人が入れるくらい大きな岩で、避難できそうな岩場の陰に、光りコケを見つけた。蛍光の黄色にきれいに光っている。登山道沿いのコケも美しい。
高度があがってくると霞沢岳方面がよく見渡せる。稜線に近づくほど急登になり、道も険しくなってくる。まずはトラバースのはしご。
樹林帯から笹原に変わってくる。右手には屏風のような長くて大きな岩壁。
岩壁の一番先は何と!2段ハシゴ。この時はアルミのハシゴ、何とも頼りなくて不安で怖かった。後でタクシーの運転手さんに聞いたところ、鉄のハシゴをかけてもくずれてしまうので、毎年冬が来る前に取り外されるそう、だからアルミなんだ~、納得。
ハシゴのあとはクサリ、ヒエー、でもここまでが核心部だった、その後は稜線に向かって緩やかに登っていく。山頂もどんどん近づいてくる。
10:30焼岳小屋到着。名物のとまじゅう(トマトジュース・650円)をいただいた。トマトをそのまましぼった感じ、あっさりしておいしかった。ちょっと早めの昼食、パンと団子で腹ごしらえをして出発。
焼岳小屋を出るといよいよ稜線に出る。ところどころに硫黄ガスが吹き出て、落石などもある危険地帯に突入です。火山活動の監視カメラも設置されている。
登山道のすぐそばで蒸気があがる。生温かい蒸気が気持ち悪い。風向きによってはかなり硫黄臭い。
こんな硫黄地帯に何の花でしょうか?赤い実と白い花。ちょっと心が和む。
頂上に近づくと急な岩場の登りになる、荒々しい景色が広がる。空気が薄くて、硫黄の匂いもあってきつい、ペースがあがらない。
12:00焼岳山頂(北峰・標高2,444m)着。火山湖と南峰の景色がすばらしい。常時、蒸気がもくもくとあがる。
下山は中の湯方面へ。南峰は立ち入りになっている。南峰に入れなくても、景色は十分楽しめる。
笹原の中をひたすら下る。ナナカマドが少し色づいていました。途中でパラパラと雨が降ってきたのでカッパを着たけど、すぐにやんだので助かった。
樹林帯に入っても下りは急で長かった。火山帯らしくゴロゴロとした岩や砂礫などがあり歩きにくい。わたさんのペースになかなかついていけない、何とか引っ張ってもらって14:30、やっとこさ新中の湯登山口に下山。予約してもらったタクシーで上高地へ、楽ちんでありがたかった。
預けていた荷物を引き取って、小梨平キャンプ場へ。一張800円。とても広くて設備の整った快適なキャンプ場。お風呂に入り、食堂でカツカレースパゲッティをあてにビールで乾杯。ちょうどラグビーの試合をしていて、食堂のみんなで観戦した、しかも勝った!!
9月29日(日)、昨日は午後8時には就寝。前日の寝不足もありとてもよく寝られた。気候も暑くもなく寒くもなくちょうどで快適だった。午前6時起床、軽く朝ご飯を食べて、7:00明神方面へ散策。明神館はたくさんの登山者でにぎわっていた。
明神岳の最南峰はしっかり見えている、主峰は残念ながら雲の中。
明神橋まで来ると人が少なくてとても静か。絶好の写真スポット。
穂高神社奥宮にお参り。登山の安全をお祈りしました。
明神池にも入りました(入山料300円)。とても静かで美しい池。一の池、二の池があります。
二の池の先まで行くと川になっていてきれいな水が流れ出していました。熊出没注意の看板が!どうやら最近出たみたいです。
徳本峠入口(白沢出会)まで行って折り返します。徳本峠は昔の往来路、また訪れたいところです。
10:00小梨平キャンプ場へ戻り、テントを片付け出発。上高地河童橋はすごい人、特に外国の方が多い。河童橋の上から、焼岳は見えているけど、穂高は雲がかかって見えなかった。
梓川右岸を下ります。小川の向こうの岩に、ウエストン碑。
田代橋を渡り左岸を進んでいると、オコジョが現れました。人なつこくって、全然逃げない。ただ動きが速く写真はなかなか難しかった。初めてみた第一印象は「こんなに小さいんだー」イタチくらいかと思ってたけど、むしろ少し大きめのネズミに近い。
散策路を大正池まで歩いた。山が崩れて土砂が入り、池はだんだん小さくなっているそうです。12:07、大正池から平湯方面行きのバスに乗った。午後は始発の上高地まで行かないと、乗れないこともあるそう、何とか乗れて良かった。
アカンダナ駐車場に戻り、平湯温泉「平湯の森」へ、たくさんの露天風呂に入り、ゆっくり汗を流す。お風呂の後は、レストラン「もみの木」で飛騨牛方朴葉焼定食をいただいた。飛騨牛も朴葉焼きの味噌もここでしか味わえない地元の味、濃い味噌味、とてもおいしかった。山菜の三点盛りにノンアルコールビールで乾杯、2日間本当によくがんばったー。
恐るべしハードな焼岳登山とゆっくり上高地散策の2日間でした。天気予報も良い方にはずれて、雨にもあわず、久しぶりのキャンプも楽しかった。お世話になったわたさんに感謝です。急な下り、ペースが落ちるのを何とか克服して、また次回の登山に挑みたいと思います。
梓川左岸を下って、田代橋を渡る。天気が良ければ穂高岳が見えるはずだけど、どんより雲に覆われている。
西穂高岳への登山口を過ぎて、しばらく林道沿いに進むと焼岳登山口。荷物を下ろして休憩していると、タイツの上から蚊に3ヵ所も刺された。タイツは蚊やアブに刺されやすいのが難点だな~。早々に出発する。
しばらくは樹林帯を緩やかに登っていく。ウォーミングアップにはちょうどいい。
人が入れるくらい大きな岩で、避難できそうな岩場の陰に、光りコケを見つけた。蛍光の黄色にきれいに光っている。登山道沿いのコケも美しい。
高度があがってくると霞沢岳方面がよく見渡せる。稜線に近づくほど急登になり、道も険しくなってくる。まずはトラバースのはしご。
樹林帯から笹原に変わってくる。右手には屏風のような長くて大きな岩壁。
岩壁の一番先は何と!2段ハシゴ。この時はアルミのハシゴ、何とも頼りなくて不安で怖かった。後でタクシーの運転手さんに聞いたところ、鉄のハシゴをかけてもくずれてしまうので、毎年冬が来る前に取り外されるそう、だからアルミなんだ~、納得。
ハシゴのあとはクサリ、ヒエー、でもここまでが核心部だった、その後は稜線に向かって緩やかに登っていく。山頂もどんどん近づいてくる。
10:30焼岳小屋到着。名物のとまじゅう(トマトジュース・650円)をいただいた。トマトをそのまましぼった感じ、あっさりしておいしかった。ちょっと早めの昼食、パンと団子で腹ごしらえをして出発。
焼岳小屋を出るといよいよ稜線に出る。ところどころに硫黄ガスが吹き出て、落石などもある危険地帯に突入です。火山活動の監視カメラも設置されている。
登山道のすぐそばで蒸気があがる。生温かい蒸気が気持ち悪い。風向きによってはかなり硫黄臭い。
こんな硫黄地帯に何の花でしょうか?赤い実と白い花。ちょっと心が和む。
頂上に近づくと急な岩場の登りになる、荒々しい景色が広がる。空気が薄くて、硫黄の匂いもあってきつい、ペースがあがらない。
12:00焼岳山頂(北峰・標高2,444m)着。火山湖と南峰の景色がすばらしい。常時、蒸気がもくもくとあがる。
下山は中の湯方面へ。南峰は立ち入りになっている。南峰に入れなくても、景色は十分楽しめる。
笹原の中をひたすら下る。ナナカマドが少し色づいていました。途中でパラパラと雨が降ってきたのでカッパを着たけど、すぐにやんだので助かった。
樹林帯に入っても下りは急で長かった。火山帯らしくゴロゴロとした岩や砂礫などがあり歩きにくい。わたさんのペースになかなかついていけない、何とか引っ張ってもらって14:30、やっとこさ新中の湯登山口に下山。予約してもらったタクシーで上高地へ、楽ちんでありがたかった。
預けていた荷物を引き取って、小梨平キャンプ場へ。一張800円。とても広くて設備の整った快適なキャンプ場。お風呂に入り、食堂でカツカレースパゲッティをあてにビールで乾杯。ちょうどラグビーの試合をしていて、食堂のみんなで観戦した、しかも勝った!!
9月29日(日)、昨日は午後8時には就寝。前日の寝不足もありとてもよく寝られた。気候も暑くもなく寒くもなくちょうどで快適だった。午前6時起床、軽く朝ご飯を食べて、7:00明神方面へ散策。明神館はたくさんの登山者でにぎわっていた。
明神岳の最南峰はしっかり見えている、主峰は残念ながら雲の中。
明神橋まで来ると人が少なくてとても静か。絶好の写真スポット。
穂高神社奥宮にお参り。登山の安全をお祈りしました。
明神池にも入りました(入山料300円)。とても静かで美しい池。一の池、二の池があります。
二の池の先まで行くと川になっていてきれいな水が流れ出していました。熊出没注意の看板が!どうやら最近出たみたいです。
徳本峠入口(白沢出会)まで行って折り返します。徳本峠は昔の往来路、また訪れたいところです。
10:00小梨平キャンプ場へ戻り、テントを片付け出発。上高地河童橋はすごい人、特に外国の方が多い。河童橋の上から、焼岳は見えているけど、穂高は雲がかかって見えなかった。
梓川右岸を下ります。小川の向こうの岩に、ウエストン碑。
田代橋を渡り左岸を進んでいると、オコジョが現れました。人なつこくって、全然逃げない。ただ動きが速く写真はなかなか難しかった。初めてみた第一印象は「こんなに小さいんだー」イタチくらいかと思ってたけど、むしろ少し大きめのネズミに近い。
散策路を大正池まで歩いた。山が崩れて土砂が入り、池はだんだん小さくなっているそうです。12:07、大正池から平湯方面行きのバスに乗った。午後は始発の上高地まで行かないと、乗れないこともあるそう、何とか乗れて良かった。
アカンダナ駐車場に戻り、平湯温泉「平湯の森」へ、たくさんの露天風呂に入り、ゆっくり汗を流す。お風呂の後は、レストラン「もみの木」で飛騨牛方朴葉焼定食をいただいた。飛騨牛も朴葉焼きの味噌もここでしか味わえない地元の味、濃い味噌味、とてもおいしかった。山菜の三点盛りにノンアルコールビールで乾杯、2日間本当によくがんばったー。
恐るべしハードな焼岳登山とゆっくり上高地散策の2日間でした。天気予報も良い方にはずれて、雨にもあわず、久しぶりのキャンプも楽しかった。お世話になったわたさんに感謝です。急な下り、ペースが落ちるのを何とか克服して、また次回の登山に挑みたいと思います。