多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

大山 快晴の雪山

2017年03月20日 | 登山(百名山)
3月20日(祝)今日は今シーズン初の雪山、もう3月も終わりなのに…。正直なところ体力も技術も全く自信がない。
午前4時自宅を出発、午前7時30分蒜山サービスエリア着。霞の中に真っ白な大山が浮かんでいます。
 

8:10、大山南光河原駐車場(駐車料金は1000円)出発。メンバーは5人、こっさん、わたさん、みずさんに
初顔合わせのおおさん。雪はまだたっぷり。
 

車がうもれているー。登山口でも1mくらいの積雪でしょうか。アイゼンは早々に装着しました。締まった雪質で
アイゼンがさくさくとよく刺さって気持ちいい。
 

3合目くらいまでは割合緩やかな登りです。標高1000mを越えました。はあー、あと700mかあー。体が動かない。
息がきれる。足がつりそう。間違いなくトレーニング不足。


10:00、5合目到着。青い空の下、三鈷峰が輝いています。5合目からひと登りすると6合目避難小屋。
 

6合目を過ぎてから急な登りが続く。景色が良すぎて、言葉がないくらいの絶景。ただ高度感がありちょっと怖い、なる
べく下を見ないように頂上だけを目指して進む。
 

8合目あたりからだんだん緩やかな斜面になる。雪がとけて木橋も少し見えています。頂上小屋が見えればあと少し!
 

11:30頂上着。頂上看板は雪でうもれている。縦走路を見渡せるところまで少し進んで写真撮影。ほんとに言葉が
ない、前回(2年前)は天気が悪くて何も見えなかった。今日は天気が良くて最高の景色に出会えた。そう言えば3年
前、2014年1月3日、最後にイナさんと来たときもいい天気だったなあ~。イナさんは大山がほんとに好きだったー。
 

頂上は風もあまりなく、外でピクニック気分の昼食。頂上付近でメンバーはヒップそりを楽しんでいました。
 

9合目あたりから下をのぞくとすごい絶壁、なのにスキーの跡が残っていました、ああー恐ろしやー。下りは膝が思う
ように曲がらず、また景色が良すぎて直下がよく見えるので怖い。そろりそろりと下る。下りはピッケルを一応持ち、
元谷には下らず往路の夏道を戻りました。
 

14:30下山。はあー、無事降りてこられて良かったー。久しぶりの雪山はとても疲れたけど、ほんとに楽しかった。
陽気で元気なメンバーの皆さんにも感謝です。大山火の神岳温泉豪円湯院(何と入浴料380円!)で汗を流して
帰途につきました。帰りに工事の斜線規制による渋滞にひっかかった。でも今日はいい山行きだったから花マル◎ 
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笠形山 市川(笠形神社)コース

2017年03月19日 | 登山(兵庫県の山)
3月19日(日)今日はダブルふじさんと3人で久しぶりの登山。地元の笠形山市川コースへ。9:40
笠形山市川コース登山口出発。昨年は熊騒動で大変だった、ここにも熊注意の看板が出ています。
 

お地蔵さんの並ぶ登山道を登っていきます。しばらくは林道歩き、三叉の花は少しふくらんでいました。
 

30分ほど歩くと林道が終わり、登山道に到着。ここからは急登になります。


15分くらい登ると笠形神社に到着。とても立派な神社です。
 

笠形神社からひと登りすると市川町側の景色が開けてくる。しんどい階段の道で高度をかせぐ。
 

階段道を4ブロックくらい越えるとやっと笠の丸に到着。このあたりはまだ雪が残っていました。風も冷たい。
 

12:00頂上着。今日はたくさんの方が登られていましたが、ほとんどの方に抜かされてしまうスローペース。
今日のお昼は豚の角煮入りみそラーメン。甘辛味でコクがあっておいしい!!
   

13:00下山開始。14:00笠形神社到着。笠形神社には大杉があり、姫路城の柱にも使われたそうです。
 

笠形神社本殿裏にたくさんの穴があいています。3人で考え、キツツキではないかという結果に至りました。
社殿の彫り物はなかなか細かい、古いもののようです。
 

林道まで下りてくると、そこらじゅうにヒキガエルがいます。あったかくて一気に出てきたみたいです。あまりに
たくさんちょっと気持ち悪いが…写真はとりたくなる。卵を産んでいるみたいです。
 

前回来たときはまだ建設中だったけど、二連の立派な堰堤が完成していました。林道もきれいになっています。
 

15:00下山。今日はとても暖かくて、天気も良く、久しぶりの登山をゆっくり楽しめました。登山シーズンが
訪れました。ヒキガエルに負けないように早く冬眠から覚めて!プクプクな体を何とかしないとー。
 
 
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赤穂から日生へサイクリング

2017年03月16日 | サイクリング
3月13日(月)カキのシーズンがもうすぐ終わり。どうしてもカキオコが食べたくなった。まずは赤穂城跡
を散策。天守閣あとの高台から市内をちょこっと見渡す。
 

大石神社にもお参りしました。1ヶ月前にも行ったのに、また同じコースをめぐります。
 

時間はもう11時、赤穂城跡のお堀のそばにある巴屋さんでアイスクリーム(500円)をいただく。最中の
皮がパリパリできんかんまでついていました。


11:30やっと自転車で出発。赤穂城跡から国道250号を抜け、JR天和駅を過ぎると上り坂にさしかかります。
ちょうど黄色い電車が通りかかりました。一つ目の峠は鳥打峠。
 

いったん下り福浦峠を目指す。こちらの峠の方がきつい。登り切ったところが兵庫県と岡山県の県境。備前市に入ります。
 

峠から下り、日生の町に入るまでにカキオコのタマちゃんがあります。午後1時半を過ぎているにもかかわらずたくさん
のお客さんで、店内には有名人のサインがずらり。目の前でプリプリのカキオコを焼いてもらって、あつあつをいただき
ました。距離が近すぎて、写真とらせて下さいってよう言いませんでした。
 

タマちゃんから少し進むと海に出ます。牡蠣イカダの向こうに備前♡日生大橋も見えます。
 

日生港には小豆島行きのフェリーが静かに停泊していました。小豆島にもまた行きたいなあ~。 
 

帰りはJR寒河(そうご)駅手前の日生運動公園から海の方へ入っていきます。日生マリーナを抜け一車線の
静かな道を抜けていくと海越しに鹿久居島方面や、赤穂市街地方面が見渡せます。海の水がとてもきれい。
  

福浦橋からまた国道250号に合流する。梅の花はまだ見頃でしたよ。
 

16:00赤穂城跡まで帰ってきました。本日は赤穂中心街から日生までの往復約35㎞。のんびり走るにはちょうど
いい距離でした。ただ2つの峠はなかなかきついー。それから国道250号は車が多いので注意が必要です。県境
の海沿いの道は静かでのんびり走るのにおすすめです。
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吉田~御油~赤坂~藤川 東海道五十三次ウォーク(16日目)

2017年03月04日 | ウォーク 東海道五十三次
3月1日(水)7:30豊橋駅出発。豊橋市の市街地を抜け、豊川を渡ります。
 

県道387号線に入ってすぐに下地一里塚跡がある。日本橋からは七十四里目。下地村は戦火を免れたため、旧家が
多く残っている。一里塚のすぐそばにあるヤマサンは元禄十六年(1703)創業の菜種油商。


県道496号線白鳥豊橋線に入り、少し北に入ったところにある瓜郷遺跡は、国指定遺跡で弥生時代の住居が復元
されている。
 

菟足神社は武蔵坊弁慶が写経し奉納したと伝わっている神社。
 

明光寺境内には地境争いの五輪塔が残っている。ほどなく伊奈一里塚跡があり、日本橋からは七十五里目。
 

県道496号線はひたすらまっすぐ、車通りも多く歩道がないので苦しい。街道が遮断されて凹に曲がる道は草ぼうぼう。


国府(こう)駅近くになると真っ赤な名鉄線を間近に見ることができます。思わず撮り鉄になってしまった。
 

火伏の半僧坊大権現祠、三河国府の総鎮守大社神社、御油一里塚(七十六里目)と続きます。
  

御油追分(秋葉道追分)は姫街道(浜名湖の北側を通り見付に至る道)との分岐点。常夜燈と姫街道の看板がある。
 

御油という名前は古くは油を産し、御所などに献納したことに由来する。問屋場跡を過ぎ、御油松並木資料館へ。
入り口には大きな松の切り株があり、御油宿に関する資料が展示されている。
 

松並木資料館を出てすぐ、和菓子屋さん「おふく」の看板にさそわれた。ひな祭りに供えられる「いがまんじゅう」。
この時期にしかないらしい。甘さ控えめでおいしい、3つくらいは軽くいけそう。
 

お腹もちょっと満たされて御油松並木へ。樹齢三百年以上の三河黒松が三百本もあり国天然記念物。弥次・喜多
さんはこの松並木で狐に化かされたとか。そばにある畑の梅の花も見頃を迎えていました。
 

御油からたった2㎞で次の宿場赤坂に到着。本陣、大橋屋、高札場跡と続きます。大橋屋は慶安2年(1649)
創業。広重の絵のモデルとなった。現在も宿泊できますよ。
  

国道1号に出るとまた変化のない道を真っ直ぐ。豊川市から岡崎市に入りました。


市境を過ぎるとすぐ本宿記念碑があります。本宿は法蔵寺の門前町で間の宿として栄えた。立場茶屋があり溜り
醤油で味付けされた法蔵寺だんごが名物だった。
 

大宝元年(701)年行基の創建で、家康が幼い頃を過ごした法蔵寺。徳川家の先祖松平一族の墓やや新撰組局長
近藤勇の首塚などがある。見所が多いのに、お腹がすいて境内に入る気力がなく、道沿いからの写真のみ。
 

14:00本宿駅そばでやっと喫茶店を発見。みそかつ定食をいただきました。ありがたや~。


いよいよ藤川宿に入ります。広重の絵とそっくりな景色!
 

藤川宿東口の東棒鼻跡、裏手に石垣の残る本陣跡、高札場跡と続きます。
    

十王堂芭蕉句碑や藤川松並木などもある。藤川一里塚で日本橋から七十九里目。ずいぶん歩いてきたな~。
 

藤川宿から約2㎞、名鉄美合駅が本日の終点。16:00やっと到着。本日の歩行距離約26,5㎞。岡崎市にある
葵湯で汗を流しました。帰りはいつもの御在所SAで吉平ラーメンをいただいて帰りました。しょうゆ豚骨あっさり
味でおいしかったです。
 

今回は舞阪、新居、白須賀、二川、吉田、御油、赤坂、藤川と進みました。今回は変化のない国道1号と車の多く歩道
のない幹線道路が多くつらかった。また吉田宿あたりは太平洋戦争の空襲で焼けてしまって史跡が少なく、看板だけの
ところもあります。史跡が残るというのは平和の象徴だなあと改めて感じた。食事場所はあるところにはたくさんあり、
ないところは全然ない。非常食の携帯が必須だと感じました。いよいよ次回は尾張國に入ります。
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新居~白須賀~二川~吉田 東海道五十三次ウォーク(15日目)

2017年03月03日 | ウォーク 東海道五十三次
2月28日(火)東海道もついに15日目に突入。最終目的地の名鉄「美合駅」に駐車し、名鉄・JRと乗り継ぎ
新居駅まで戻ります。10:00新居駅出発。まず新居関跡を見学します。関所の他に資料館もあります。
 

お寺や神社の多い新居の町を抜け、松並木を過ぎると白須賀の一里塚。日本橋からは七十里目です。
 

高札場跡あたりは元白須賀。宝永4年の地震による津波で壊滅的な被害を受け、高台に移った。
 

潮見坂を登る。遠州灘をわずかに見下ろせる。
 

おんやど白須賀では宿場の様子が詳しく解説されており、津波のこのなどもよく分かる。
  

高台の公園からは遠州灘が見渡せる。ここからしばらくは海とはお別れ、内陸を進みます。
 

坂をゆるやかに下り、境川を渡る。遠江國から三河國に入ります、現在の静岡県湖西市から愛知県豊橋市に入った。
やっと長い長い静岡県を抜けたーー。


一里山付近には細谷の一里塚跡がある。日本橋からは七十一里目。
 

国道1号に出るとキャベツ畑が広がる。ひたすらまっすぐな変化のない道を進む。時刻はもう1時すぎ、食事を
できるところが見つからず、仕方なくコンビニできしめんをいただく。


二川ガード南から再び旧道に入ると、再び史跡が出てくる。まずは二川の氏神「八幡神社」


二川宿は古い町並みの趣が残っている。東駒屋、脇本陣跡、旧本陣と続く。
      

二川駅を過ぎ火打坂を越え、ひたすらまっすぐ進むとやっと飯村一里塚跡、日本橋からは七十三里目。
 

再び国道1号に出るとやっと食事処を発見。びっくりドンキーでおやつタイム、早めのビールとおつまみ。


大きな石門と三重ノ塔があるのは寿泉寺。
 

吉田宿の入口は東惣門。豊橋市の中心市街地に入っていく。
 

鰻屋「丸よ」が吉田宿本陣跡。脇本陣跡と続きます。吉田宿は太平洋戦争の戦火でほどんとが焼かれてしまい、往時の
町並みが残っていないのが本当に残念です。現在はビルが立ち並び、きれいに区画された近代的な町です。
 

16:00、本日のお宿、JR豊橋駅すぐそばの「コンフォートホテル豊橋」に到着。本日の歩行距離約23㎞。
変化のない国道は特にきつかったー。今回は足のマメができなかったので助かった。夕食には玉川うどん
広小路本店で大アサリやフグなどの一品とカレーうどんをいただく。特にカレーうどんはごはんにトロロも入
っていて汁まで全部飲み干せるおいしさ。今日も全身が筋肉痛、満腹になったので9時就寝zzz…。
コメント (2)
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