昨日のNHK杯フィギュアスケート女子は、去年と逆パターンでしたね。
一位で申し訳ないと言っていた鈴木選手が、今年は素晴らしい演技で二位。
逆にジャンプで全然飛べなかった真央ちゃんが今年は僅差で優勝。
本当に点数は摩訶不思議です。
何よりも優勝した真央ちゃんの表情が、全然喜んでいませんでした。
そして観客も静かだったと思います。
観客と選手は、喜びを共有していると感じました。
選手が自分の演技を精一杯出し切って、観客が感動する。
選手自身がやりきったと感動するから、観客にも伝わってくる。
そこに点数や順位は存在していない。
二位の鈴木さんと三位の未来ちゃんが、
とても晴れ晴れとした表情をしていたのが印象的でした。
去年から徐々に「審査委員の出す点数」と
「選手自身による出来栄えの評価」との間で
違いが顕著に現れてきているように感じました。
点数に左右されない選手が増えてきているように感じます。
だからどんなに点数が低くても、頑張って素晴らしい演技をした人には
観客は盛大な拍手を送ります。
素晴らしいなーと思って見てました。
私の見方も、だいぶ変わりましたね。(;^_^A アセアセ・・・
私もフィギュアスケートを通して、心の学びをさせて貰ってます。
それで、この傾向はやはり真央ちゃんが先駆けのような気がするんですね。
点数に左右されない、自分自身で満足できる演技だったらそれで良い。
そこが全てみたいな、それを観客も見たいのかなと感じました。
「相手と競う」のではなくて「自分が毎日やってきた事を披露する」
その事に重点が置かれてきているように感じました。
そんな選手が増えたら、点数や順位は「おまけ」みたいになりますね。(笑)
少しずつ、そんな風に変わって行くのかなと感じました。
夢を通して真央ちゃんに教えられた事があるんですよ。
最近、布団の夢を良く見るのですが11/10にも出てきました。
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三毛猫の小猫にお菓子をあげてたら美味しそうに食べてたけど
そのうち私は布団を体に纏ってて、
からだが身動き取れなくて、眠くなっていた。
小猫が布団に入ってまとわりついている感覚があったが、
身体が動かなくて、どうにもできなかった。
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この時の私は、布団を「自分の自由を奪う重いもの」と感じていた。
でも先日の中国大会の真央ちゃんの衣装と演技を見て
前に見た真央ちゃんの夢が思い出されたんですね。
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夢 ドルフィンキック 2009.11.1.(日) 旧暦 9/15
真央ちゃんとタラソワさんの二人が試合会場にいました。
そこはフィギュアスケートではなくて、水の中での競技でした。
競技前の練習中に、真央ちゃんはタラソワさんが教えたい泳ぎ
ができないみたいで、タラソワさんはどうしたらいいのか
途方に暮れてる感じでした。
そして突然タラソワさんが真央ちゃんを抱かかえて、
水の中をドルフィンキックで上へ泳いでみせました。
スカイダイビングでコーチと初心者が二人で一緒に降りるように、
「こうやるのよ!」と身体で教えていたような感じです。
私にはその姿が、イルカというよりは鯨の親子みたいな感じで見てました。
いよいよ真央ちゃんの競技の時間になり
オルゴール人形が回るように、舞台が回りだし
最初は真央ちゃんも動かないでイーグルのポーズで立ち止まっていた。
そして、何やらオレンジ色の珊瑚みたいな板状のものが
真央ちゃんの身体を覆っていき、
次第にそれが増えて雁字搦めで動けない感じがしていた。
「うわ~!!どうしよう、真央ちゃん、動けないよ~!!」
と思って顔を見ると、真央ちゃんは笑顔で微笑んでいた。
私が見たい「真央ちゃんのいつもの笑顔」だった。
そして「身体が温まったわ!」と静かに微笑んでから、
オレンジ色の珊瑚が崩れ落ち身体から離れて、
真央ちゃんはドルフィンキックで優雅に上へと泳いで昇って行った。
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真央ちゃんを覆っている珊瑚が「自分を雁字搦めにするもの」と感じるか
「暖かく身を暖めるもの」と感じるかで違ってくる。
後者だから、殻が割れて優雅に上に泳いで昇ったのかなと思いました。
夢の私の布団も「自分を雁字搦めにするもの」と見るか、
「寒い環境で自分を温めてくれる暖かいもの」と見るかで
全然違うという事なんだなと納得できた。
ハート(こころ)を受け取るという事か。。。
「心で動く」ということかなと感じた。
だから真央ちゃんは大丈夫だと思いました。
しなやかで力強いドルフィンキックで、優雅に昇っていったのですから。
そして今季のプログラムは白鳥となって、飛び立ちますね。
タラソワさんの振り付けですが、やはり夢と絡んでいたなと感じました。
くじらのタラソワさん、グッジョブ♪(笑)