昨日、叔母とメールのやり取りをしていて気付いたことがあった。
大変なのは自分だけじゃない。
みんな状況は違っていても、同じように大変な事を抱えていると。
そしてその大変さを変えられるのは、自分自身でしかないということに。
三月、父の介護を義姉も手伝ってくれると言ってくれた矢先に兄夫婦に大変な事が起きて、結局それは出来なくなった。
実家の問題はどうやっても自分に回ってくるのなら、腹を決めて「私がやろう」と思った。
そうなると仕事と介護の両立はストレスが倍増して私が参ってしまうので、5月初旬に仕事を辞めることを社長に話した。
職場は人数がギリギリなので誰かが抜けると余計に大変になる。
次の人が決まるまでと思って続けていたら、なかなか次の人が来ない。
聞いたら職安には通してなくて、玄関の張り紙だけの求人募集だった。
それも見えにくい所に小さく出てて、そこを通る人しか目につかない求人募集で、これではいくら待っても来ないだろうなと6月いっぱいで辞める事にした。
今辞めると職場の人が困るだろうと思ったが、父が夜にフラフラと徘徊しているという連絡を受けていたし、私自身も2か月間休みなしで毎日両方通って、おまけに兄夫婦の問題もあったのでギリギリの状態だった。
心残りは、私が抜けた後に職場の人たちに迷惑をかけてしまう事だったが、でもそれを解決出来るのは私ではなくて次の新しい人がやってくることで、でもそれはいつになるのか解らない。
結局人を待っていても自分の大変さは解決できなくて、目の前の自分の辛さを変えられるのは自分だけで、誰かを待つのではなく自分で決めて大変な状況を変えていくしかないと解った。
困難な問題が起きるとそれしか見えなくて、自分だけが大変な目にあってると思うけど、みな同じように大きな問題を抱えていて、でもその問題は自分でしか変えられない。
人が救いの手を差し伸べてくれる訳じゃない。
父の介護や仕事を通して解ったことだった。