血液検査の結果を見て、不思議に思ったことがある。
LDLコレステロール値は増減しているのに、
HDLコレステロール値はずっと減っているという事。
2か月の生活習慣で変えた部分を考えてみた。
食事で毎日続けていることがいくつかあって、
その一つに、牛乳を豆乳に替えてシリアルで朝食に取ってた。
豆乳で思い出される過去の記憶が二つあった。
母は子供の頃から豆乳が好きで認知症になってからも毎日飲んでいたが、
脳梗塞が原因で最後は亡くなった。
友人は豆乳が大っ嫌いで(匂いが苦手らしい)絶対に飲まないが
コレステロール値は両方高いけど(HDLコレステロールが異常に高くて160位)
LDLコレステロールが高くて160位だけど、HDLコレステロールは普通で
別に問題はないらしい。
(私の勘違いだったので訂正しました。10/1)
彼女は豆腐や豆類は好きで普通に食べているし、バレーをずっと続けていて
運動しているからHDLコレステロールが凄く高いのかもしれない。
内科の先生にも言われた。
LDLコレステロール値が減らない原因を考えていて
遺伝で肝臓に取り入れるのが弱い体質なのかもしれないと。
豆乳の取りすぎでHDLコレステロールが減るのかな?と気になって調べてみた。
食べた脂質(中性脂肪、コレステロール)は単体では血液中に取り入れられないので、
十二指腸で肝臓の胆汁酸と結びついて、吸収されやすい形になって小腸へ送られる。
小腸から吸収されると、形を変えながらリンパ管から血管へと流れ、肝臓に運ばれる。
この時、血液中に余って漂っていたり動脈の壁に張り付いてるコレステロールを
引っ張り出して一緒に肝臓へと運ぶ。
これがHDLコレステロールで、回収屋の善玉と呼ばれる所以です。
そしてコレステロールはそれ自身が胆汁酸を合成する材料になったり、
LDLコレステロールとして体内でコレステロールを必要としている組織に送られる。
これが過剰になると血液中に余って留まったり、動脈の壁に張り付いて動脈硬化を引き起こす。
だから過剰なLDLコレステロールが悪玉と呼ばれている所以なのです。
血液中の余ったLDLコレステロールを下げる方法の一つに
HDLコレステロールを増やすというのがあるのだけど
それが私の場合は減っているという事です。
コレステロール単体では「善」も「悪」もなく、水に溶けないから
くっつくもの(配送ルート)で善悪の名前が生まれるんですね。
でもコレステロール自体は主要な役割を持ってて、細胞を生み出す生きる基盤でもある。
適度にバランスよく摂取というのが、結局一番いいのかもしれないですね。
で、豆乳の話に戻ります。
食事で脂肪と大豆たん白質をいっしょに摂った場合、十二指腸で分泌された胆汁酸は、
水にも油にもなじみやすい性質をもつ大豆たん白質の方に結びつき、
本来なら中性脂肪やコレステロールに結びつくはずの胆汁酸が少なくなり、
これらの脂肪の吸収量が低下する。
これがHDLコレステロールが減少するという仕組みなのかな。。。
とにかく肝臓への回収ルートが減少するという結果になってるのかも?
なんで豆乳を飲もうと思ったのかを考えたら
大豆イソフラボンが女性ホルモンの性質と似ていると聞いて
年々減っている女性ホルモンの代用になるかも?と思ったからです。
でも、外からの代用ではなくて自分の内から作らないと何にもならないのかな。
代わりは効かないという事ですね。
自分の内側から女性ホルモンを増やせるように、いろいろと見直そうと思います。
で、過剰摂取の毎日の豆乳はやめて、
豆腐とか豆製品の摂取だけでバランスよく摂取を心がけて
しばらく様子をみて、次の血液検査で判断しようと思います。^^