先週、浴室ドアをサッシに変える工事で実家へ行った時、
待ち時間でテレビのPV番組を見てたら
水曜日のカンパネラの『ラー』が流れた。
パソコンの動画でも見たことあったけど
今回は、最後のシーンがなにか印象的だった。
地球みたいな青い星が、落ちてきた金で上塗りされてた。
地球と金星は双子星だとも言われているし
もしかして「金星」もそうなのかな?と思った。
先日、18金を買った夢も見てたしメッキ加工みたいなものかなと。
それで自分が金のアクセサリーに執着していた過去の夢も理解出来た。
逆に金への執着を捨ててメッキの服を脱げば、元の自分に戻れると思った。
それと関連しているが、昨夜フィギュアスケートのNHK杯を見た。
同じ高い目的を持っている上昇気流の羽生君とは対照的に、真央ちゃんは苦悩していた。
年齢的な部分、体力的な部分の違いもあると思うが
一番大きいのは心の葛藤なんだろうなと思った。
真央ちゃんもかつては強靭な心を持っていたのに
今は過去の失敗の恐怖から抜け出せないでいる。
また繰り返すのでは?という失敗への恐怖。
頑張っているのに失敗をする。
私と同じだなと思った。
私の場合は真央ちゃんとは比べものにならないくらい低いハードルなんだけど。(;^_^A
真央ちゃんが再び試合に戻って来たのは
「過去に出来なかった事をやりとげたい」という思いからだと思った。
決して「優勝」する為ではない。
だからハードルを低くして、簡単に出来る事を完璧にやって優勝しても
多分彼女は満足しないだろうし、それでは戻ってこないだろうと思った。
だから真央ちゃんは自分の信じた道を真っ直ぐ行けばいいし
それを乗り越えた真央ちゃんの満足げな笑顔をみたいと思った。
「失敗への恐怖」を乗り越えた時、それは実現するのだろうな。
そして、今の実力ですと認めて自分の姿をさらけ出せる真央ちゃんは強いなとも思った。
そういう姿を通して、私も失敗を恐れずに頑張らないと!と勇気を貰える。
皆、やっている事は同じなんだ。
だから何を求めているか?で、それぞれの違いが出てくるだけなんだ。
それぞれ持っている体力、才能などは違うから
それぞれが自分の目的を決めればいい事で、採点はその評価に過ぎない。
皆、自分が到達したい目標があって、それを越えた時に輝けるのだなと思えた。
そう思ったらフィギュアスケートへの見方も変わった。
金への執着を捨ててメッキの服を脱げば、元の自然体の自分に戻れる(輝ける)。
そういう事なのかなーと思った。