20日過ぎ頃から、家族間での過去生?のいろんな因縁が解ってきて、色々と解けてきてます。
キッカケは友人と旅行中での夢の話でした。
友人が夜中に寝言で叫んでいて、私は驚いて目が覚めました。
起きて聞いたら、ぬいぐるみみたいなコグマが近づいて来たので叫んだそうです。
何度か同じ夢を見ていていつも言葉が出なかったそうですが、今日は声に出そうと思って出したと。
前日に私が「心に溜め込まないでちゃんと出すよ」と言ったから、彼女もそうしようと思ったそうで、ほんとそうとこが素直な人なんです。
コグマの夢は私も過去に一度見たことがあります。
「部屋にコグマと猿が入ってこようとしている」と言う声がした夢でした。
コグマってどういう意味なんだろう?と不思議でした。
それで「こぐま座の神話」で調べたらカリストが気になりました。
「最も美しい」という意味の名前だそうです。
美しいカリストが妊娠して子供を産んだ直後、嫉妬から熊に変えられた。
生まれた子供はアルカス(地元にも同じ名前の施設があります)
別の女性に育てられ成長したアルカスは、狩の途中で牝熊(母のカリスト)に出会います。
母のカリストは喜び勇んで我が子に歩み寄って行きますが、アルカスはその熊が母である事を知りません。
恐ろしい熊が突然襲って来たと感じたアルカスは、母に槍を向けました。
その瞬間、悲劇が起きる前に2人は星座に上げられました。
それがおおくま座とこぐま座。
そして今は「こぐま座のポラリス」を北極星と呼んでます。
動かない、目印となる星。
これを書いてて、私には「悲劇が起きる前に星を見上げてごらん」と言っているように感じました。
悲劇とは「言葉が通じない事で起きる悲劇」「相手の想いが理解できない時に起きる悲劇」などです。
大きな意味では「戦争」、小さな意味では「家族や隣人とのトラブル」。
その悲劇を見るのではなくて、調和できる方の喜劇を見てごらん。
過去の物語を読んで理解して、同じ過ちを繰り返さないタイムラインを作ってごらん。
そんな風に星が教えてくれているように感じました。
熊に変えたれたお母さんの気持ちが痛い程伝わります。
置かれた状況を母は解っているけど、子供の方は理解していない。
クマの事はアイヌ語では「キムンカムイ(山の神)」と言われているそうです。
理解している(視点が広い)次元の母と、理解していない(視点が狭い)次元の子供と言う風にもとれます。
話が合わない事を「次元が違う」とも言いますね。
そこをお互いに歩み寄って、極端から真ん中の方へとバランスを取る。
そう言う事が、今大事だよと感じました。
この物語と似たような状況を母の日記で思い出したのです。
母が認知症になる前の出来事です。
家の窓から近くを歩いている男性を見て「息子(兄)が来た」と思ったそうです。
思わず駆け寄って兄の名を叫んだら違ったそうで、自分は何をやっていたのだろうと不安げに書いてました。
当時私は東京に居て兄もなかなか実家に来ないので、兄に物凄く会いたかったのだろうなと思いました。
その数年後に母が認知症になり、私と父と兄でそれぞれができる範囲で交代で介護をしていました。
そして兄が当番の時に、母の口から「あなたは誰?」と言われたそうです。
まあ、母の立場からしたら「ずっと顔を見せていなかった兄」だから記憶から忘れてしまうのも理解出来ます。
でも兄はこのことが相当ショックだったみたいで、言葉を失っていたそうです。
母のトラウマ、息子のトラウマ。
結局母は亡くなり、母の解消できなかった因縁は私へと引き継がれました。
今度は父の介護でも実家に来ない兄をどこかで責める気持ちもあって、何故来ないのだろうか?と言う母の想いが、私の想いへと変わりました。
だけど、そんな兄の事を誤解していた部分も気づきました。
私の言ったことが原因で兄が心を閉ざしていたと言う事実。
それを理解したのです。
とても繊細な心を持っていた兄だったのです。
結局兄も数年前に亡くなってしまいました。
兄の事を少しは理解出来たかもしれません。
でも統合という形までは出来ていないように感じました。
それでまた別の形が残っていると理解しました。
私にまだ統合できるチャンスが残っていたのです。
私が今世で心から統合したいと思う相手がいます。
彼の事は「私の後に生まれて来るはずだった妹か弟」という魂の生まれ変わりにも感じます。
だから彼と統合するという事は、「家族間の統合」で因縁解消でもあるのです。
「会いたいという衝動から来る彼の愛情」を、私は知らないが故に「怖さ」で拒絶していた。
母グマさんと子グマの物語と同じです。
でもその事を通して、互いを理解したり、愛情を育てたり、極端から真ん中へバランス取ったりする事の大切さも理解しました。
この心を、愛を大切に育てていきたいなと思ってます😊