先日怖い夢を見た。
今の私が今感じる「怖い感覚」は、誰かに追いかけられるのではなくて「自由」が失われる事だった。
夢の中でいろんな展開があって最後の方で目が覚める前に見た情景。
設定が役者なのかは不確かだったが、数人のグループとそれを動かしている男性?がいた。
その男性の目を見ると黒目に白い膜みたいなものが覆っていて、その男性の目を見ると何か自由が効かなくなるみたいな感じだった。
言葉を言うシーンがあって、何人か試していたが途中から声が出せなくなっていた。
それを見ていた女性が「私はできると思う」と言って、台本を見ながら話しだすが、やはり次第に言葉が詰まって声が出せなくなっていた。
私はそれを側で見ていて「うわっ!!この男性、なんか魔術でも出来るんか??」
「ぎょえ〜〜〜!!!」と怖くなって目が覚めた。
目が覚めてこの夢の内容を思い出していたら、似ているものが浮かんだ。
「人の目を気にして言いたい事が言えなくなる」現象。
ちょっと立場は違うけど現象は似ている。
これって日本に「あるある」だよね。
ある国では「力の圧力で言いたいことが言えない世界」が存在しているけど、日本でも「空気を読め」という無言の圧力はある。
みんなやっているのだから、あなたも出来るでしょ?という、無言の圧力。
人への思いやりとか配慮とか大切だとは思うけど、それは人それぞれが感じて出すもので決して同じものを強要されるものではないはず。
私はそれへの反発が大きいから自由を失う事への怖さも大きいのかもしれない。
それで気付いた事があった。。。
夢の前半のストーリーではそれが顕著に出てた。
自分の方からは決して相手に気持ちを言わない。
ある程度は相手の気持ちを受け入れてる。
去る者追わず、来るもの拒まずみたいな感じ。
だけど度を超えて自分の自由を制限されそうになると途端に物凄い勢いで拒絶する。
夢の中でいたグループは「自分の気持ちを相手に言わない人たち」だったのかもしれない。
誰かに強要されて話せなくなるのではなくて、自分から話さないから話せなくなるのかな。。。
自由も同じように、自分から自由をなくすような現実を知らずに作っていたのかも。
自分の気持ちを相手に伝えるって大事なんだね。
そこから始まるんだよね。
これを言うと相手が傷つくかな?と思って言葉を飲み込んでしまうと、結果的に自分の言葉を失うことに繋がってくる。
そんな事を夢が伝えていたのかもしれないなと思った。
曇りのない目で見て、自分の気持ちを言葉にする大切さを。。。
夢の中での感情は、現実世界と同じで「自分が見ている世界」だから怖さも大きい。
でも目が覚めて夢を俯瞰したら、別の見え方ができて怖さは消えた。
俯瞰して見るって、結構大事ですね!
自分の中の恐れとか怖さを知って、それを解決できる道が見えてくるから。