気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

自分で変化させる

2020-12-20 13:55:26 | 日記

先日、疎遠になってた友人からメールが来た。

でも返信してもそのメールは戻ってくるし、メッセージも同様に返ってきて、こちらの思いは相手に届かない。

話す事は苦手だったけど電話しか方法がなくて、悩んだ末に思いきってかけてみた。

結果は、私の言葉でまた彼女を怒らせてしまい、彼女はまた心を閉ざしてしまった。

私なりに彼女がそうなってしまった原因を考えてみた。

多分それは高校時代から始まっていて、最初の1年は彼女と2人同じクラスで仲良くなり、

2年で彼女の友達とも一緒になり3人仲良くなって、

3年目で私とその友達と2人同じクラスで彼女は別になり、彼女は疎外感を覚えたのかなと思う。

その後、短大と看護学校と別々の道に分かれたが、彼女だけ熊本で私ともう1人の友人は同じ長崎(別に話し合って決めた訳ではないのだけど)と言う状況に、またかと疎外感が強くなったのだろう。

そういう事情も察して必ず彼女を優先して決めたりしていたのだけど、無意識で話している内容に彼女は突然『聞いてない!』と顔色を変えてしまっていた。

いつしか3人で会う時は、気を遣って上部だけで仲良くなるような、そんな付き合い方になっていた。

この状況を改善できる方法は一つ、相手に変わってもらうまで待つのではなく自分で状況を変えていく事しかないと思う。

私も家族に対して、数年前までは彼女と同じ気持ちだった。

実家の親の介護で、私ばかりが犠牲となっている気持ちを兄に解って欲しい。親の介護を一緒に手伝って欲しい。

私だけが犠牲となって自分の人生を生きられないまま1人で歳をとって行くことに寂しさを覚え、長男だから兄が面倒見てくれても良いんじゃないと強く思っていた。

だけど素直にそのことを兄に言えなくて、逆に気付いてくれても良いじゃない?普通は気付くでしょ??とイライラしていた。

あの時の私は良い格好をしたいから、自分からは何も言えず兄に気持ちを話そうともしなかった。

そして私の中の許容範囲がいっぱいになり爆発して、急に兄に押し付けて驚かせしまっていた。

結局、状況が変わるのをただひたすら待っている私がいるだけで、何も変わらなかった。

そればかりか、そんな兄も一昨年帰らぬ人となり、私は兄との蟠りを解く機会を失ってしまった。

だからこそ彼女との蟠りは、自分でやれることはやってちゃんと解きたいと思った。

自分で後々後悔しない為に、私の気持ちは相手にちゃんと伝えようと思う。

これまでの私に足りなかったもの、それは「待つのではなく自分で動いて自分の環境や未来を変える」ということ。

だから彼女がまた怒って心を閉ざしたとしても、それは変化であって決して前と変わらないという事ではないと思う。

会話しているのだから、私には進歩にさえ思えてしまう。

だって方法が分からないじゃなくて、ちゃんと次はこうしようという糸口が見えているのだもの。

メールが届かないなら、手紙を書こう。

それでも彼女が辛くて返事が来ないなら、それはそれで現実を受け入れる。

そこから先は彼女自身の問題なのだから。。。

私がやれる事はやったとうい気持ちがあれば、きっと自分自身に対して後々後悔することはないと思う。

 

コメント
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