どんぐりの木の下で

日々の出来事を書き留めています。

テンポいい講座。

2012年02月14日 | 講師話
久しぶりの講師話です。

今日は深谷公民館でエクセル入門講座でした。

11月に新しく入会した方と一緒の講座でした。
その方は、先月の私がメインのインターネット入門講座がサブ講師デビューでした。
初めての講座だったので、とりあえずは何も言わないで、講習会の雰囲気を感じてもらいました。

そして、今回は2回目。
少し私的なアドバイスをさせてもらいました。


■テンポいい講座を目指す。


私はテンポのいい講座を心がけています。
『テンポのいい』ってどういう事でしょうか。

「初心者にはゆっくりと話す。」

ゆっくり話せばわかりやすい。と勘違いしている方が時々います。
ゆっくり話しているつもりが、実は妙に間抜け(間延び)してしまっていることがあります。

テンポ良くとは、説明する事柄を、まるで水が流れるようにす~と説明し終える事です。

水がす~と流れるためには、流れを阻むような障害物を取り除いておくことが必要です。

また一気に流れるためには、勢いをつけることも大事です。
話(説明)に緩急つけて、受講生自身にもリズムを感じてもらう事です。


話に緩急をつける方法として、オーバーアクションがあります。

たとえば、オートフィルの説明。、
右下のフィルハンドルにマウスを合わせてドラッグすると連続データが入力されます。  があります。

この説明を私だったら、

右下にち~さなフィルハンドルがあります。
このハンドルにピッタリと合わせます。
ピッタリと合わせたら、ズルズルとドラッグすると、連続データが入力されます。

私はち~さな、ピッタリ、ズルズルなどの≪擬態語≫を結構多用します。
そうすることで、初心者でもその操作をイメージしやすくなると思うからです。



   受講生のレベルにもよる。

確かに生徒さんのレベルに因るところもありますが、そんな事は講師のやり方次第で十分カバーできる事だと思っています。
(・・・と思って努力しています。が本当のところです。まだまだ未熟者なのです^^;)