読売新聞8日朝刊に、松井秀喜氏のコラムが載っていました。
巨人軍のキャンプに臨時コーチとして参加している松井氏は、「教える」ための会話の重要性をかみ締めていると言っています。
私も「教える」ことを仕事にしている身として、彼の言葉に共感する部分が沢山ありました。
■「教える」ため 会話の重み (松井 秀喜)
僕の臨時コーチ生活は、7日が折り返し点でした。
キャンプの流れはつかめたように思いますし、選手も少しずつ慣れてきたのか、僕と話をする機会が増えてきました。
アドバイスする側の人間として今、あらためて会話の重要性を、かみ締めています。
極端な言い方ですが、正しい技術を伝えるだけなら、それほど難しくありません。
でも「伝える」と「教える」は多分、違うんです。
「この選手は何をやろうとしているのか」に始まり、「何がわかっていて、何がわかっていないのか」「どういう人間性で、どういう言葉が心に響くのか」という部分まで入らないと、伝えた中身が相手に染み込まない。
つまり、教えたことにならない。
だから、会話が大切なんです。
実際、選手と短い言葉を交わしただけで、ちょっとした発見があります。
本当に遠慮することなく、どんどん話しかけてほしいと思います。
臨時コーチ生活も、残り6日間。
短い時間で何が出来るか分かりませんが、僕も一つ発見しました。
自分がアドバイスした直後に、選手を見て「おっ。良くなったなあ」と僕自身が思えたとき、結構うれしい気分になるもんですね。
(読売新聞8日朝刊より)
講習会や利用相談で交わす、講座に関係ない「世間話」「身の上話」などなど。
生徒さんとするいわゆる雑談。。私は大好きです。
世の中には『無駄話』なんてないのです
巨人軍のキャンプに臨時コーチとして参加している松井氏は、「教える」ための会話の重要性をかみ締めていると言っています。
私も「教える」ことを仕事にしている身として、彼の言葉に共感する部分が沢山ありました。
■「教える」ため 会話の重み (松井 秀喜)
僕の臨時コーチ生活は、7日が折り返し点でした。
キャンプの流れはつかめたように思いますし、選手も少しずつ慣れてきたのか、僕と話をする機会が増えてきました。
アドバイスする側の人間として今、あらためて会話の重要性を、かみ締めています。
極端な言い方ですが、正しい技術を伝えるだけなら、それほど難しくありません。
でも「伝える」と「教える」は多分、違うんです。
「この選手は何をやろうとしているのか」に始まり、「何がわかっていて、何がわかっていないのか」「どういう人間性で、どういう言葉が心に響くのか」という部分まで入らないと、伝えた中身が相手に染み込まない。
つまり、教えたことにならない。
だから、会話が大切なんです。
実際、選手と短い言葉を交わしただけで、ちょっとした発見があります。
本当に遠慮することなく、どんどん話しかけてほしいと思います。
臨時コーチ生活も、残り6日間。
短い時間で何が出来るか分かりませんが、僕も一つ発見しました。
自分がアドバイスした直後に、選手を見て「おっ。良くなったなあ」と僕自身が思えたとき、結構うれしい気分になるもんですね。
(読売新聞8日朝刊より)
講習会や利用相談で交わす、講座に関係ない「世間話」「身の上話」などなど。
生徒さんとするいわゆる雑談。。私は大好きです。
世の中には『無駄話』なんてないのです