APNとしてグローバルに働く、と聞いた事が一度はあるでしょう。世界、国、都道府県、行政の中に入って行政レベルで働く。素晴らしい貢献だと思います。それについて話したのが坂木さん。
2009年のインフルエンザ妊婦の受け入れ先問題の県での検討会に、招集されなかった看護職についての疑問を持ち看護職が社会的に認知されるように努力されなければならない、と気づく。ここがとても重要だと思います。
看護師なんだから呼ばれないのは当たり前と思えば疑問も湧きません。
そして打開するための行動も素晴らしい。「保健所と緊密に連絡を取り合う」
貴方は他の分野の人と話すチャンスがありますか?自分の職場を超えて積極的に話せますか?そう言う時こそチャンスなんです。その時に何も起こらなくても、貴方のビジョンを伝え、自分を売り込むことで、次に繋がるものができるのです。実際坂木さんはそうして県知事や医師から信頼され認知されるようになったのです。
日本ではこのような事を良好な人間関係を作るとか言ってしまいますが、プロ同士がプロらしく話していれば媚びを売る事なくネットワークは広まります。私もこの手で市議会議に呼ばれたり、医師会で活動報告をしたり、教育審議会で話したり活動は限りなく広がっていきます。
電話は顔も見えないので丁寧に、メールも丁寧に。実際会うと顔と内容が繋がってお互い盛り上がります。質問を受けたり、新しいプロジェクトに誘われたり、わらしべ長者的な感覚です。
私なんて、、、と自分を卑下しない。完璧な人間なんて存在しないのだからチャンスには飛び込んでみる。そうすれば活動範囲も広がるし、成長も加速すると言うわけです。本田さんも緒方さんも言ってましたよね。
坂木さんが別格の人間に感じた人もいるかもしれません。私は言いたい。坂木さんと貴方の違いはちょっとだけ貴方より勇気があって、貴方より物事を当たり前と決めつけない、この2点だけだと思います。よって貴方にもできる事です。ちょっとだけ勇気を持って一歩前へ出てみましょう。