走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

学ぶための実習

2018年02月22日 | 仕事
学生さんて面白い。知識と経験がないから学生さんであって、学ぶために実習へ来ているのだ。だから面白いなんて言ったら失礼だと思うけど、笑える時がありすぎ。

先日は4歳児にマジ顔で息苦しさがあるかどうか聞いていた。ププ、子供の理解力に応じて診察方法を変えましょう!

4歳児が深呼吸をしてくれないと、困っていた。深呼吸してくれる子供がいたら見てみたい!

骨折の疑いがある患者の腕の状態を 見もせずに上腕を動かそうとした。所見は基本、見て、触って、聴いて、動かすだよー。必要があれば箇所を露出させるのは必須。えー服を脱いでもらうんですか?!だって。闇雲に動かす方がもっと怖いよ。

左下葉の肺炎からの退院初日。肺の聴診の結果がレントゲンと合わないんですけどー。じゃあ、そこを疑問に思って違う方法で確かめるとか、新たな診断の推論を進めるとか?

なんだか、まだ一連の問診と所見、そして診断が繋がっていない。。。
さあ、どこまで伸びるのでしょうか?



お散歩に出かける老夫婦。素敵だなーI

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