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キャンペーン期間中、ギリギリで見れたこの映画。君たちはまだ長いトンネルの中
社会派青春映画の名前にぴったり。
不景気のデフレが何故日本で20年以上も続いているのか?これに回答できない人にぜひ見てほしい。
頻回に出てくる主人公の言葉「自分で調べる、理解する」。これ本当に大事です。政治や経済に興味を持たず、テレビや新聞に出てくる情報を鵜呑みする国民が増えれば増えるほど、政府は仕事がやりやすくなります。それがずっと続いている日本。少子化も止められない、貧困率上昇も止められない、一部の富裕層のための国づくりが進んでいることに気づかない。泥舟に取り残されるのは国民なんです。
ブログに何度も書いています。選挙へ行ってください。検索欄に選挙と入れればもっと出てきます。
日本でよく聞くのが、他の政党を選びたくても、ろくな政党がない。
日本の政治は異様なぐらい一人勝ちが超長年続いて今の現状があるわけで、国民も各政党も、政治のあり方も変化には時間がかかります。しかし諦めてしまえば状況は悪化の一途。だからこんな状態でも諦めずに、自分で理解して、自分を代弁してくれる政治家を選ぶのが有権者の務めです。棄権すればするほど今の状況(経済状況ではなく、ろくな政治家がいない)が加速する。それを歯止め、もしくは加速化を遅らせるだけでも意味がある行為なんです。
私は医療者です。医療と政治も強い結びつきがあります。APNとして修士ではそのようなことも学びます。世界に類のない善良な国民のおかげで楽をしてきた日本政府と医療界。それが崩れ出しているのが現代なんです。貧困のために受診できず周産期や新生児死亡率も上がっていくでしょう。自殺率も上昇するでしょう。治療費が出せないからと慢性期疾患の管理は悪化するでしょう。そしてなんてたって財源確保の困難。少子化で生産人口が減少し始めているのですから、どこから医療費を確保するのでしょうか?国民負担はこれからも増え続けます。それらに対して準備はできていますか?
この映画を多くの国民に見てもらいたい。特に中高生や若い世代!あなたの未来の国の存亡がかかっているんですよ!!!!!
自主上映会は?学祭や授業で上映も良いですね〜
自主上映をお考えの方に|君たちはまだ長いトンネルの中 ~こんなに危ない!?消費増税~
同じく外国人労働者についての映画も良さそうです。縁の下のイミグレ本質を理解すれば予告に出ているように身近なあなたの問題であると気づくはずです。エンターテイメントでありながら社会問題を浮き彫りにしてくれる優れた監督がいて、私はうれしくなりました。
国民が変わろうと思えば変われる日本です。日本は国民主権国家であることを忘れないでください。政治家は私たちの代弁者。政治家のための日本ではありませんから。
冒頭写真: このミューロも良いよね。モントリオール。