走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

迷うけど迷うことなく、、、

2022年03月08日 | 仕事
先日隣町のNPと話をしていたら、DNP(Doctor of Nurse Practitioner)をやり出して一年たった、と言っていた。おおお、良いねえ。色々質問すると、美加もやりなよ!と言われる。あなただけじゃないのよね。進学を勧めてくれる人は、、、

40歳になるまでには終えておきたいと思っていて、コロナでどこにもいけなかったから始めた。50歳超えてからなんて絶対できないから、今のうちよ!

と彼女は笑う。私は今年54歳になるって事を彼女は忘れている。それも相方は退職間近。63歳まで働くとして(カナダの正規退職の設定)あと9年。そのうちの2年半?!どうだろうね、どんなメリットがあるのかな?給料は変わらないから、減価償却はなし。ドクターと言う名称はつく。得られた知識はきっと役に立つはず。

10年若かったら躊躇なくやるはず。いや年のせいにしてはいけない。子育てが終わりに近づき自分の時間は増える)時期はもうそこまで。ただ退職まで10年切っているのに、苦しい(学問は好きだけど、その分試練もあるのも事実)状況へ自分を置くのはサディスティックに思えるんだよね〜。

40過ぎてから修士に進んだのは、それなりの強い理由があったから。今回は動機もないに等しい。不純な動機では馬力でないよ。ぶちぶち、、、

普通、子供が巣立つ頃って、じゃあ自分の好きな事をしていこう!と考えるよね。人生半分過ぎているわけだから、体力と知力の温存に繋がるように趣味を広げたり。忙しくなるとどうしても始めに削除されてしまう、運動とかに時間をかけたいよね、とバレエをしながら考えた。バレエだけでなく柔軟や筋力強化。夕食後の散歩だって子供が小さいときはほぼ毎日していたのに、それもしなくなって久しい。スキーだってシーズンパス買ってガンガン行きたい。旅行したい行先は沢山ある。コロナでその予定は遅れてるし。んんんんんん、どこをどう考えてもDNPがフィットする場所はないよ、とまた心の奥深くしまうのであった。


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