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先週、日本の大学院の授業と評価表の記入を終えて気づいたこと。
シラバスの意味。
日本語のサイトはほとんどがシラバスの役割を枠組とか課題やスケジュールと書いていますが、コトバンクの終わりに書いてあるように、目標と評価も有している。
で、英文のサイトを読むと役割だけではなく、意味まで書かれていて、特にクイーンズ大学のものは私が考えるシラバスに近いもの。全ページ読んでくださいね。
で、今回思い出したのですが、大学で高い評価を狙うなら毎回シラバスをもらった時、
この講師はこのシラバスを通して何を私に求めているのだろう?
と考えることです。そしてそれが言語化できない時は講師に質問するべき。そうしないと提出物が講師の意図しているところから外れている可能性があるから評価が低くなると言うこと。
誰から聞いたのか?学んだのか?覚えていないのですが、長女にも次女にもそのように言った覚えがあります。しかしこの2人はカナダで育っていますから、そんなこと知っている!と言われます。高校あたりから当たり前のことのようです。もし自分の評価が思ったより低い場合はシラバスを盾に抗議するのも当たり前です。
で、今回の授業、私の意図したものを全て消化している生徒とそうでない生徒で結果の違いが明らかに出ていたことから、このことを思い出しました。
課題をただこなす、ではないのです。どうしてこの課題をしなければならないのか?何を狙っているのか?と考えること。戦略的策に取られているかもしれませんが、ただこなすのはタスクをしているだけで、疑問を持つのは多角面から作業を考察している現れ。それに大学院のシラバスは必須文献も多く全て消化できるわけない。しかしシラバスの狙い所を理解していれば力を入れて理解しなければならないものとそうでないものが見えてくる。効率も上がると言うことでしょうか?
次回シラバスを読んだ時思い出して欲しい、と思い書いてみました〜
冒頭写真: カナダへ戻って2週間が経ちました。ようやく時差ぼけも解消されて本調子。日本旅の後半は実家で両親と数日過ごす。実家にこんな大きな椎茸が育っていました。綺麗な線。自然美にうっとり。焼き椎茸にして食べました。きのこ類大好き人間。