アイスランドのキャンプ事情。
日本、カナダ、アメリカ以外でキャンプをしたことがないので、驚くことが沢山ありました。
カナダの国立、州立キャンプ地はキャンプできる場所が決められていて、それ以外のところへ進入すると怒られます。しかしここはだだっ広い場所にどこでもどうぞ〜で、隣人との距離も自由設定です。
全てのキャンプ地に水洗トイレ(カナダは場所によってはポットン)、食器洗い用のシンクがあります。良いところだと、シャワー、キッチン、テーブル、ソファーもあります。温泉やプール付きもあります。沢山キャンプ場はあるので、予約をしなくてもどこかへ入れます。アイスランドではキャンプ地以外の宿泊は固く禁じられています。
モーターホームに繋げる電源も殆どの場所にありました。
費用は場所ではなく、人数で計算され、シャワー、洗濯機、電源利用、と加算されるところが殆どです。全部セットの金額設定の場所もありました。3人で電源利用で今回安いところが一晩3000円。一番高かったところが8500円でした。結構高いと思います。2-3倍出せば民泊できます。特に私たちのようにでかいモーターホームはレンタル代もそれなりに保険代はとても高いので、金額的にどっこいどっこいかな、と思います。しかし毎日カバンに荷物を詰める必要はないし、いつでも自分で食事を作ることができるのは私にとって大特典です。
キャンプ場を利用するのは旅行の人が殆どと思いきや地元民も多く、短い夏を屋外で過ごしているのを感じます。
テント泊、車中泊とスタイルも様々です。今回は3人なのでモーターホームにしましたが、2人だけなら、キャンパーバン(業務用バンを改装して寝泊まり、料理ができる)でもいけそう(観光客にはこれが主流)。
バイカー、サイクリング、徒歩の方々も見かけます。いかがですかアイスランドキャンプの旅。
冒頭写真: 旅行11日目のハイライト。まずは映画ユーロビジョンの舞台になった街を訪れました。
ミュージアム?も訪れて本物のユーロビジョンの歴史を学び、映画の撮影エピソードや衣装を見ました。鯨ツアーでも有名な街。その船が出航する港もぶらぶら。
それから滝を見に。
そしてForest Lagoonで温泉満喫。
前日は書かなかったけど、青い濁り湯のMývatn Nature Bathsへも行っています。
今回のアイスランドのキャンプ旅行、私も2008年主人と2人で、スコットランドの突端からカーフェリーで30時間かけてアイスランドの東海岸に着き、2週間かけてアイスランドを一周してきました。
とっても楽しい旅で今でももう一度行ってみたいなどと言ってました。今日は主人の3年目のお葬式の日です。肺がんで亡くなる6か月前までキャンパーを運転してヨーロッパほとんど全部回りました。
旅行好きのご主人様だったんですね。ヨーロッパはもってこいの場所だと思います。カナダでもヨーロッパでもキャンプ好きの方々は良い人が多いですよね。自然を愛して環境を大事にする。3回忌のお悔やみを申し上げます。