走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

脳への外的刺激

2023年08月09日 | 仕事

私が住んでいるカナダBC州の街は北緯49度に位置します。稚内は45度。カナダの我家のエリアは地軸のせいで夏の日照時間は長く夜10時半ごろまで暗くなりません。今回来ているアイスランドはそのまた北。今回滞在した最北端の場所の緯度が65度。北極圏は66度ですから北極圏(白夜)には届きません(フェリーで島へ渡ると北極圏内になります)。よって日の出と日の入りばちゃんとあります。しかしトワイライト(日が陰ってからも明るい時間)があるので夏の間は全く暗くならないのです。3時半に目が覚めた時も1時半に目が覚めた時も薄明かりの世界で星も見えませんでした。


さあ、前置きがとても長くなったのですが夏に緯度の高い地域へ旅行をするときの必需品が


アイマスク


これがないとマジで眠れません。外が明るいからです。幸いレンタルしているモーターホームは遮断ブラインドがあってそれなりに室内を暗くすることはできますが、アイマスクをしているかどうかで睡眠の長さが変わります。


外部の情報が脳へ与える刺激を体感する旅です。


冒頭写真旅行10日目のハイライトは活火山を体感。活火山で地熱発電所があるエリアです。あちこちから硫黄や蒸気が噴出しているし、地面や岩を触ると熱いと感じるエリア。1975-1984年に溶岩が流れ出ていた場所です。苔がむしていて古く見えるけど、特別な苔で42-50度の気温で育つ苔。蒸気や熱気で熱いエリアだったのがわかります。溶岩が出ていた場所もよくわかります。大分にある地獄池のような灰色のでもぷくぷく泡というより煮えたぎって泡が弾けているものもありました。初日にヘリコプターで溶岩の噴き出る様子を見たので、なおさら地形の形成の様子がわかりました。朝一は二つの滝を結ぶハイク。岩を登ったり降りたりハードでしたがみる価値あり。二つとも地響きする迫力の滝でした。







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