先日、BC政府が発表したニュース。
プライマリーケアをしている医師に対して短期の補助を出すと言うもの。英語ですがこちらから。
プライマリーケアをしている医師に対して短期の補助を出すと言うもの。英語ですがこちらから。
金額は$118ミリオン。それを4580人で分けると、一人当たり2万5千ドル。
医師団は十分な金額ではないが、良い始まりと言っている。先日看護師不足について書いたが、不足しているのは看護師だけではない。医師も。ベイビーブーマー世代の退職とコロナで疲弊した医師たちが早期退職をしているから。クリニックの閉鎖。患者が路頭に迷うケースが増えている。
プライマリーケアを目指す医師は少ない。給料の良い専門医を目指すのがメインストリーム。娘の友達も「絶対プライマリーはしない。自殺に追い込まれるのがオチ。楽な専門医を目指すわ」と豪語する。これが医学生たちのノーマル。
つまりプライマリーに魅力を感じないのだ。その理由が低賃金(他の職種に比べれば多いけれど、医師と呼ばれる中で低い)が最大の原因。患者の要望、オフィスの経営、ストレスは高い。
これらに対する策として、経済的な援助の第一歩を踏み出したわけ。今回は一次金。これから診療費を話し合っていくようです。どんなことになるのか???
先日カナダで看護師になるのに絶好のチャンスと書きましたが、医師もです。興味のある方、是非〜安いと言っても日本に比べれば労働条件も良く、守られていますよ〜
冒頭写真:フェリーで大隅半島から南薩摩へ渡ります。