走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

癖のある発音

2021年07月15日 | 仕事
冒頭写真:ビーバーによってできた湖。手前右にあるのがビーバーハウスのうえ。結構大きなダムを作るんです。

私の患者の平均年齢は男女共に50前後。普通のプライマリーケアのクリニックよりかなり平均年齢値が若い。だって私の患者層の平均寿命は一般人口に比べて10年短いから。

で、ただ今最高齢の彼は81歳。加齢による難聴があります。補聴器も新調していますが、彼の難聴は変わりません。

いつも言っている事が分からん!と彼は文句を言うので、手書きでコミュニケーションすることが多い。

で、このコミュニケーションの難しさは彼の難聴だけではなく私の発音の問題もある、と思っていました。長年海外に住んでいたって日本語癖がなくなるわけではありません。未だに癖のある英語を聞こうとしない人がいますから。

で、カナダ生まれカナダ育ちのNP学生さんがいた時、彼の同じ反応をみて、あああ、私の発音のせいじゃなかったんだ!!!と確信できました。妙に嬉しくなりました。長く住んでいたって、プロとして働いていたって、こんなもんです。はは。

 



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