走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

小さな一歩だが大きな一歩

2021年07月16日 | 仕事
今の仕事をしていると様々な団体に所属しているわけですが、NPの発展に貢献してきた職能団体からお手紙を頂く(会員全員へ)。お手紙の内容は医師会について。

医師会は地域ごとに分かれていて、NPの医師会入会を許可する地域も有ればそうでない地域もある。私が働く地域はNPを認めている。医師会から認めてもらえると地域で非常に働きやすい。その恩恵をずーっと受けてありがたい限り。

で、受け入れていない医師会の言い訳の一つに医師会であり、州からNPの頭数分予算をもらっていない、がありました。で、州がNPを受け入れる医師会に対して予算を組む事を約束したのだ。これは素晴らしい一歩前進。

もちろん職能団体としては、どこの地域の医師会もNPを迎え入れる、ようになるのが目標。そうなるようにこれからも活動していくと添えてあった。

頼もしい。

職能団体はその職業で生業をしているものが代表としてやっている。仕事だけをしていても、個人個人がどんなに頑張ってもたどり着けないものがシステムバリア(システム的な障壁)。このような活動の重要性も日本のAPNに知って欲しい。


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