今日は少し違う角度でカナダの医療を語ります。それは薬局。日本の薬局業は過渡期を迎えているようですね。何かの参考になればと思います。
まず病院の中に外来用の薬局はなく、在宅療養者(外来)にとって街の薬局は重要です。チェーン店のような大きなものから個人経営のこじんまりとしたものまであります。処方者としてどちらが好きか?と聞かれれば私は個人経営の薬局を好みます(もちろん患者サイドに決定権はあるわけですが、患者から聞かれた時に勧めるのが個人系の薬局を患者の行動範囲の中から数軒選んで勧めます)。
何故個人経営の薬局を好むのか?それは付加価値が高い。
例えば、、、
-薬の説明が上手(患者がわかりやすいと絶賛する)
-薬の配達をしてくれる。一週ごと、毎日配達だってあり。
-配達時に服薬確認をしてくれる(目の前で飲んでもらう。これは郵便受けに薬を放り込むのとは大きな違いがあります。
この2つは服薬をうっかり忘れてしまうような独居の患者さんには大活躍のサービスです。
-配達時にインスリンの投薬をしてくれる。2週間ごとの筋肉注射だってOKです。
-血糖値の計測や血圧の計測をしてくれて、その報告を1週間ごとにFaxしてくれる
配達に付随するケアは准看護師によって行われます。薬局が看護師を雇っているのです。
そして何よりも私が大事にするのは薬剤師が知識をシェアしてくれる薬局です。大きなチェーン店は24時間営業などをうたい文句にしますが24時間営業をするためには薬剤師もシフト制。流れ作業的な行程になるのか、処方している内容を気にもせず、そのままのケースが多いような。しかし個人経営の薬局は薬剤師自身が患者に対する面識が高く、患者の声をケアに反映してくれたり、処方についてアドバイスをくれたりと、チームの一員!という感じがするから。
経営の多様化は薬局にも求められています。
チャイナタウン
まず病院の中に外来用の薬局はなく、在宅療養者(外来)にとって街の薬局は重要です。チェーン店のような大きなものから個人経営のこじんまりとしたものまであります。処方者としてどちらが好きか?と聞かれれば私は個人経営の薬局を好みます(もちろん患者サイドに決定権はあるわけですが、患者から聞かれた時に勧めるのが個人系の薬局を患者の行動範囲の中から数軒選んで勧めます)。
何故個人経営の薬局を好むのか?それは付加価値が高い。
例えば、、、
-薬の説明が上手(患者がわかりやすいと絶賛する)
-薬の配達をしてくれる。一週ごと、毎日配達だってあり。
-配達時に服薬確認をしてくれる(目の前で飲んでもらう。これは郵便受けに薬を放り込むのとは大きな違いがあります。
この2つは服薬をうっかり忘れてしまうような独居の患者さんには大活躍のサービスです。
-配達時にインスリンの投薬をしてくれる。2週間ごとの筋肉注射だってOKです。
-血糖値の計測や血圧の計測をしてくれて、その報告を1週間ごとにFaxしてくれる
配達に付随するケアは准看護師によって行われます。薬局が看護師を雇っているのです。
そして何よりも私が大事にするのは薬剤師が知識をシェアしてくれる薬局です。大きなチェーン店は24時間営業などをうたい文句にしますが24時間営業をするためには薬剤師もシフト制。流れ作業的な行程になるのか、処方している内容を気にもせず、そのままのケースが多いような。しかし個人経営の薬局は薬剤師自身が患者に対する面識が高く、患者の声をケアに反映してくれたり、処方についてアドバイスをくれたりと、チームの一員!という感じがするから。
経営の多様化は薬局にも求められています。
チャイナタウン
参考になって何よりです。医療系の方ですか?
枠から飛び出して可能性を伸ばしていくってビジネスにおいても政治においても大切だと思います。 日本が良い方向へ向かいますように、、、
写真を褒めてくださってとっても嬉しいです!!!