走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

ラクダ

2017年08月24日 | 仕事
メールをもらったのは2週間前。シニアコンサルタントからだった。ナースプラクティショナー(NP)のリードから紹介されたからと。んん?プロモーションビデオ出演の依頼はあったけどウエブ会議???

で、今日は2人会議。

今度リードが企画するNPの活動報告がウエブ会議であるとか。視聴者は保険機構のお偉いさんたち。未だにNPのことを知らない幹部が多いのでこう言う運びになったとか。で、実際例として3人出演という事でまたもや白羽の矢が来たわけ。

すぐさまお断り。まず忙しすぎてスケジュールが組めないし、人を前ならともかくウエブ会議なんて聴講者の反応が見えないのは、、、と不安いっぱいだから。しかしあちら側もわかっていらっしゃる。今回は本人たちが出るのではなく写真の提供、活動内容や統計を出せばそれを元にスライドやプレゼンをしてくれると。そりゃ楽だ。と引き受けたわけ。

じゃあ締め切りは来週ね!って。えええええええー無理だよ。夏だと言うのにアップアップで仕事をしていて、夏最後の休暇の前にやっておきたい事が山とあるのに、、、とほほ、居残りか週末に仕事だわ。

プレゼンをするわけではないので大した仕事量の増加ではない。集中すれば1-2時間で終わる事だ。

The straw that broke the camel's back.
と言う諺がある。沢山の荷物を運べるラクダでも極限の荷物を運んでいれば、たった一本の藁を乗せるだけで背骨を折ってしまう。

この依頼は私にとっての最後の一本の藁だったかもしれない。引き受けた後泣きそうになる気持ちに揺さぶられた。

大丈夫、大丈夫、1つずつ、こなしていけばいつか消化できる。また念仏が始まるのであった。



指示が出てから4ヶ月。ようやく自分の血液検査へ行きました。自分の事を棚にあげてですね、、、はは。

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