走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

こっちだって断る事もあるのよ

2016年08月24日 | 仕事
NPになってから初めて患者のケアを拒否しました。

努力をしましたが診察2回目でギブアップでした。

何故って、そこまで言うか?!と言うぐらいあれ、これと診察中に指図をしてくるんです。それなのに、問診に答えるのを拒否したり、診察を拒否したり。その上疾病障害手当の申込書の診断部分は書いてはして欲しいとか。勝手ばかり。

はっきり伝えました。拒否しても良いのです。その代わりにケアをしてくれる他のプロバイダーのリストを渡せば良いのです。

カルテの内容を全部消去してくれと言われました。いえいえ法律で保管しなければいけないと伝えたらそれにも腹を立てて、オフィスに直談判に行ったり、困ったものです。

こういう奇妙な行動は私に対してだけはない。救急室の記録も同じようなこと。なんらかのメンタルな病気が関連しているかもしれません。しかし協力なしでは何もできません。

さようなら。



鏡のようなHowsound . 海です。

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4 コメント

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モンスターペイシャント (kay)
2016-08-24 09:52:07
日本では教師に理不尽なことを要求したり無理難題をふっかけてて困らせる保護者のことを
モンスターペアレントと言いますが、
まさにモンスターペイシャントですね。わたしも言語リハビリを提供するなかで
似たような状況を何度か経験しました。
ものすごいストレスでした~。あまりにひどいときは私たちも
「サービス提供に適さない」としてリハビリを打ち切ることもありました。
お疲れ様です!
Howsoundの風景、美しいですね!
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こんにちは (のびた)
2016-08-24 10:42:23
なんだか読んでいて腹が立ちました
ここまで来るのに 皆さんが感情を抑えていたのでしょう
見放すことも この人にとって良い方向かも知れません
いつか反省など気が付けばよいですね
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Kayさんへ (美加)
2016-08-26 07:03:10
どの時代にもモンスターペアレントもペイシェントもいたと思うのですが、その度合いが強くなっているようですね。変な権利意識のせいでしょうか?かといって自分の責任はとらないんですよね。困ったものです。BC州は素敵なところです。いつか遊びに来てくださいね。
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のびたさんへ (美加)
2016-08-26 07:05:23
腹がたつでしょう?色んな人間がいるって言っても、こういうのはいただけないと思います。しかし選ぶ立場ではないので、いろんな人が来ます。断る事ができるのが唯一の救いです。
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