走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

国際学会発表するとは その4

2024年09月20日 | 仕事

シリーズもの4日目





こちらが2本目の発表。学会3日目のこれまた朝イチです。会場は小さめですがそれでも座席は100席ぐらいありました。 朝イチで一番わかりにくい部屋なのにほぼ満席でした。前日のような大会場ではないので灯りも普通で(大会場は青ライト)でした。雛壇もないので会場との同じレベル。落ち着きます。






今回は4人で1時間の枠。こちらも1人15分の割り当てです。司会はシンガポール人。登壇者の順はフランス人、私、オランダ人、アメリカ人。私以外は全員Drがついていて、プログラムを見た時はビビりましたが、同じ人間。引け目に感じる必要なし!と割り切りました。






会場が小さいので聴講者の反応がよく見えて、ウンウンと頷いている様子や、ニコニコしている表情も見れて嬉しかった。拍手も4人の中で一番大きかったような?!


しかし後悔が、、、


前日の午後に参加したセッションで国際資格の話があって、その時のステートメントに強く同意して、そのことを付け加えたかったのです。失礼がないように名前も確認しておき、メモに書き込んでいました。ちょうどその方が座っていて、これは良いぞ〜(その人に私の印象づけと言う意味で)と思っていたのに、言い忘れてしまった。発表が終わり着席して、メモを見た時に気づいたけれど、時すでに遅し。


何故こんなことになったのか?それは自動運転状態になったから。


前回にも書いたように、私は通勤中の車の中で練習する。言いたいことを何度も繰り返すうちに丸覚えができます。スクリプトを読んでいるわけではないので、丸覚えでも棒読みにならない特典あり。


で、前日に先の理由で、その丸覚えを変更することを決めました。でも前日は遅くまでBC州のNP軍団と食事会。ホテルに戻ってからも時間はなく(今回相方も同行、その上リバプールに住む義弟も来ていて。彼は別部屋に泊まっているのですが、毎晩彼らは私の部屋で遅くまで晩酌)。声を出さず頭の中で練習をしただけ。


やはり染みついた丸覚えを変えるためにはその部分だけでも練習をするべきだったのに、、、あー貴重なチャンスを逃してしまった。


ま、完璧を目指すべきではなく、オリンピックと同じくベストの70%の出来で良しとしよう!








続く


冒頭写真: 今回は学会の後はしっかりスコットランドを観光しようと合計2週間の旅です。先ほどカルガリーへ戻ってきました。とても充実した周遊旅行となりました。写真も載せていきますね。今日はエジンバラの端の方にあるディーン村。中心部から歩ける距離ですが川に沿った落ち着く街並みでした。



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