最近新患でやってくる人に多いのが人格障害。立て続けに受け入れたから共通点が見えて興味深い。私はナースプラクティショナー(NP)なので診断のための問診をとる。問診をするときは症状を時系列、病態的に捉えるのがとても大事。なので細かい質問をするのです。共通点は細かい質問を嫌います。返答(症状として感じている)に統一性がない事が現れるからなのか?
例えば痛む関節はどこですか? 「手」
手のどこの関節ですか?「手は手よ!」
右と左のどちらですか?「両方」
どちらの方が痛いですか?「日によって変わるからわかんない」
ひどいときは次々と痛い関節が増えていきます。そして話はあっちこっちへ飛んでいきます。そこを飛ばないように押さえるから、患者をイライラさせるんですよ。そう、不定愁訴が多いのです。
何を聞いてもあやふやな答えしかくれない彼女に、カレンダーに症状の度合いや場所を記入してみたらどうですか?と言ったら、「そんな事いちいちしていられない、痛いから」と。
でも次来るとき私の質問に答える事ができますよ、と言うと少し興味を示してくれたようでした。不定愁訴で学校へ行けない、仕事へ行けない、恋愛が続かない、家族仲が悪くなる。症状が日常生活へ支障を起こしているのは事実。しかし案外書き上げると、頭の中で考えているよりスッキリすることもありますよ。忙しさのあまり気持ちが焦ってばかりの時に、やらなければならない事を書き上げると、思っていたよりやらなければならない事が少なくて、焦る気持ちが治るのと同じ。大事な治療の1つです。ポイントはだらだら書かず ポイント程度に収める事。軽症状なら効果ありです。
チーズケーキはとても美味しくて元気が出ました。