睡眠性無呼吸症候群(OSA)をご存知ですか?
睡眠中にいびきがひどい人。横で見ている家族は息が止まっているのでは?と思うような音も聞こえ心配になった事もあったでしょう。OSAは睡眠中に舌が気道を塞ぎ呼吸が妨げられ、一過性の低酸素状態。これを睡眠中に何度も繰り返す人の診断です。
一昔前はいびきがある人は必ず調べていました。しかし最近の研究ではいびきを全くしない人にも同様の現象が起こっているとわかってきました。特に女性に多い事も分かってきました。
いくら寝ても疲れが取れない、睡眠中にびっしょり汗をかく、起床時の頭痛がひどい、こんな症状があれば診てもらいましょう。
ところで、私が働くカナダBC州ではOSAの項目が車の免許更新時の健康診査項目の中にあります。何故って居眠り事故を起こす人の大半がOSAであるから。なのでOSAの症状があるのに治療していない人は要注意となるわけ。大型トラックやバスの運転手なら免許失効になる程の重要性を置かれています。
OSAは睡眠中にCPAPと言う呼吸補助装置をつければ簡単に治療が行えます。患者はすっきり目覚めるようになれた、日中の居眠りが減ったと喜びの声を話してくれます。しかし患者の中にはこの方のように断固として治療を拒否する人もいます。理由は様々。かえって息苦しい、かっこ悪い、これでは妻や(夫)から愛想をつかれる(性対象者としての魅力が減少する)などがあります。
最近のCPAPはオンライン環境のおかげで使用時間や眠りの深さなど、全ての状態が契約会社に随時送られています。そうやって治療を効率的に行なっているのかモニターできる側面があるのです。モニターできれば指導もでき健康度をあげることができる。医療者側の言い分はこれです。確かに健康へ向けた目標の視点ではプラスです。
しかし患者側は、知らない間に他人にモニターされている、気味が悪い、自由を奪われているなどの意見もあります。昔は患者の自己申告で済まされていた事が、第三者によって証拠を残す事ができるようになったのは、医療界の大変革です。
先に上げた、車の運転免許。診断や症状があるのに治療をしていないと免許を取り上げられる。嘘は効かない。モニターされてそれで判断をつけられる。どう思いますか?
血圧、血糖値、飲酒量、、、、こんな事がモニターされる日はそう遠くないはずです。
睡眠中にいびきがひどい人。横で見ている家族は息が止まっているのでは?と思うような音も聞こえ心配になった事もあったでしょう。OSAは睡眠中に舌が気道を塞ぎ呼吸が妨げられ、一過性の低酸素状態。これを睡眠中に何度も繰り返す人の診断です。
一昔前はいびきがある人は必ず調べていました。しかし最近の研究ではいびきを全くしない人にも同様の現象が起こっているとわかってきました。特に女性に多い事も分かってきました。
いくら寝ても疲れが取れない、睡眠中にびっしょり汗をかく、起床時の頭痛がひどい、こんな症状があれば診てもらいましょう。
ところで、私が働くカナダBC州ではOSAの項目が車の免許更新時の健康診査項目の中にあります。何故って居眠り事故を起こす人の大半がOSAであるから。なのでOSAの症状があるのに治療していない人は要注意となるわけ。大型トラックやバスの運転手なら免許失効になる程の重要性を置かれています。
OSAは睡眠中にCPAPと言う呼吸補助装置をつければ簡単に治療が行えます。患者はすっきり目覚めるようになれた、日中の居眠りが減ったと喜びの声を話してくれます。しかし患者の中にはこの方のように断固として治療を拒否する人もいます。理由は様々。かえって息苦しい、かっこ悪い、これでは妻や(夫)から愛想をつかれる(性対象者としての魅力が減少する)などがあります。
最近のCPAPはオンライン環境のおかげで使用時間や眠りの深さなど、全ての状態が契約会社に随時送られています。そうやって治療を効率的に行なっているのかモニターできる側面があるのです。モニターできれば指導もでき健康度をあげることができる。医療者側の言い分はこれです。確かに健康へ向けた目標の視点ではプラスです。
しかし患者側は、知らない間に他人にモニターされている、気味が悪い、自由を奪われているなどの意見もあります。昔は患者の自己申告で済まされていた事が、第三者によって証拠を残す事ができるようになったのは、医療界の大変革です。
先に上げた、車の運転免許。診断や症状があるのに治療をしていないと免許を取り上げられる。嘘は効かない。モニターされてそれで判断をつけられる。どう思いますか?
血圧、血糖値、飲酒量、、、、こんな事がモニターされる日はそう遠くないはずです。